あいおいニッセイ同和損保が滋賀大学とビッグデータ分析の本格取組みを開始
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あいおいニッセイ同和損保は、滋賀大学と保険関連サービスの高度化等を図る本格的な取組みを開始した。
同社は、2017年4月に日本初のデータサイエンス学部を開設した滋賀大学と、保険関連サービスの高度化に関する調査研究を推進するために「日本セーフティソサイエティ研究センター(JSSRC)」を2017年4月1日付で滋賀大学内に設置した。
その後、調査研究環境の整備を進め、今般、本格的な取組みとして、ビッグデータの分析を可能とする共同分析環境をアマゾンのクラウドサービスである「アマゾン ウェブ サービス(AWS)」上に構築した。分析対象となるデータは、同社と滋賀大学の複数の拠点からアクセス管理を厳重に行うとともに、セキュリティ・個人情報保護対策を施している。
分析環境や調査研究の結果を活かすことによって、事故要因の推定による安全運転判定の高度化、事故判定の精緻化等を図り、商品開発への活用や損害サービスのさらなる高度化を図る。また、安全な道路交通システム設計に資するビッグデータ分析を活用した調査研究を行う等、幅広い領域における社会への貢献を目指す。