SOMPOホールディングス、サイバーセキュリティ事業への新規参入、「SOMPO Digital Lab」をイスラエルに新設
SOMPOホールディングスは、グループ経営理念に掲げた「お客さまの安心・安全・健康に資する最高品質のサービスの提供を通じた社会への貢献」を実現するため、2018年1月からサイバーセキュリティ事業に参入する。
これに伴い、SOMPOホールディングス傘下でリスクマネジメント事業等を展開する
SOMPOリスケアマネジメントに新たに「サイバーセキュリティ事業本部」を立ち上げ、さらにグループにおけるデジタル技術活用を加速させるため「SOMPO Digital Lab」をイスラエルに新設した。
▽サイバーセキュリティ事業参入の背景・目的
自動車の自動運転技術やIoTの普及をはじめとする社会環境や技術環境の変化、高度化・巧妙化するサイバー攻撃の深刻化などにより、今やサイバーリスクは企業経営における重大リスクとして位置付けられている。
しかしながら、企業において自社のサイバーリスクを十分かつ正確に把握できていないことによりセキュリティ対策が十分に講じられていないケースが多く、適切なセキュリティ対策を講じることが喫緊の課題となっている。
こうした背景をふまえ、SOMPOホールディングスは、これまでサイバー保険の引受等を通じて収集した、企業が抱えるサイバーリスクに関する課題に対して、保険会社として初めてフルラインナップでカスタマイズしたソリューションを提供するために、新規に事業参入することを決定した。