ソニー損保が2018年(平成30年)3月期 第2四半期(中間期)決算概要を公表
ソニー損保は、平成30年3月期中間期(平成29年4月1日~平成29年9月30日)の主要業績を発表した。
◆正味収入保険料、経常収益、保有契約件数
主力商品である自動車保険で保有契約件数が伸びた結果、正味収入保険料は前年同期より9.9%増の53,786百万円、経常収益は前年同期より9.0%増の54,798百万円となった。
保有契約件数は、自動車保険と医療保険を合わせ、平成29年9月末で201万件。
◆経常利益、中間純利益
経常利益は、自動車保険の事故率の低下などに伴う損害率の低下により、前年同期より36.2%増の4,587百万円となった。中間純利益は、前年同期より35.5%増の3,354百万円となった。
◆コンバインド・レシオ
正味損害率は、自動車保険の事故率の低下および正味収入保険料の増加などにより、前年同期から3.5ポイント低下し53.2%となった。正味事業費率は、正味収入保険料の増加および事業費全般の適切なコントロールにより、前年同期と同率の26.6%となった。その結果、正味損害率と正味事業費率を合わせたコンバインド・レシオは、前年同期から3.5ポイント低下し、79.8%となった。
◆単体ソルベンシー・マージン比率
単体ソルベンシー・マージン比率は、平成29年9月末現在で平成29年3月末より53.3ポイント上昇し、784.1%となった。保険金の支払能力に問題がないとされる基準である200%を大きく上回る、十分な支払余力を保持している。