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あいおいニッセイ同和損保とCreww社、新規事業創出に向けスタートアップ企業とオープンイノベーション開始

 あいおいニッセイ同和損保とCreww社は共同で、あいおいニッセイ同和損保の新規事業を創出する「オープンイノベーションプログラム」を開始した。9月28日~10月12日の期間、同プログラムに参加を希望するスタートアップ企業を募集する。なお、スタートアップ企業とは、独自の技術やアイデアによって、前例のないビジネスモデルを創り出し、既存マーケットに挑戦する成長速度のはやい企業のこと。
 同プログラムは、「保険から新たなビジネスを!!」というテーマで、あいおいニッセイ同和損保が所有する経営リソースと、スタートアップ企業の事業を掛け合わせ、革新的な価値を市場に創り出すことを目的としたもの。すでに具体的で革新的な事業モデルを持つスタートアップ企業から協業案の募集を行い、かつブラッシュアップをオンライン上で行うため、一般的なアイデアコンテストに比べて早期に事業化検討を進めることが可能。この枠組みを活用することで、同社はスピード感をもって新たな価値の創出に向けた検討を進める。また、協業を実施する上で、必要に応じて投資も検討する。
 同プログラムの枠組みを提供するCreww社は、スタートアップ企業の選定からマッチング、新規事業創出までの過程を、あいおいニッセイ同和損保と共同で行う。
 近年、人工知能やビッグデータ活用など技術が飛躍的に進歩しており、顧客のライフスタイルや購買行動なども変化している。このような社会の変化と将来を見据えた取り組みとして、あいおいニッセイ同和損保では今年4月にICTプロジェクトを組成。このプロジェクトでは、先進的な技術を活用した新たなビジネスチャンスの創出や既存業務の飛躍的な効率化など、イノベーションを起こすための検討を行っている。
 イノベーションの創出には、社内リソースだけではなく、先進的な技術やアイデアを有するスタートアップ企業とのオープンイノベーションが必要となる。また、持続的にイノベーションを起こし続ける仕組みを創り上げていくことも重要であり、スタートアップ企業と共創することで、同社社員も影響を受け、オープンイノベーションに取り組む企業風土が醸成されていく。

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