あいおいニッセイ同和損保、滋賀大学内にビッグデータ専門研究拠点を開設
あいおいニッセイ同和損保は、ビッグデータの研究拠点を滋賀大学内に開設し、共同でビッグデータ解析やデータサイエンティストの人材育成強化を行っていく。
50億キロ超の自動車保険テレマティクスデータを保有するあいおいニッセイ同和損保は、今年4月に日本初のデータサイエンス学部を開設する滋賀大学と産学連携の協定を締結し、さらなるビッグデータ活用への道を拓くため国内保険業界初のビッグデータ専門研究拠点を滋賀大学内に開設する。
▽研究拠点の概要
〇滋賀大学とあいおいニッセイ同和損保がビッグデータを活用した保険関連サービスの高度化に関する調査研究を推進するために「日本セーフティソサイエティ研究センター(JSSRC)」を滋賀大学内に今春設置。
〇同センターは研究テーマごとに滋賀大学の研究者とあいおいニッセイ同和損保から受け入れる研究員によるチームを編成し調査研究を推進。
〇同センターは必要な国内外資料の収集および調査研究を行うとともに研究成果を社会に定期的に発信する予定。
〇シンポジウムの開催、ニュースレターの発行、ホームページを活用した情報発信などを予定。
▽研究分野
〇自動車に関連し安全な社会構築に寄与する調査研究。
〇その他、損保ビッグデータの高度な分析技術・有効活用の研究。
〇実データによる実践的な研究を通じたデータサイエンティストの育成教育