新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

SOMPOホールディングスグループとアイアル少額短期保険、介護度改善を応援する専用保険「明日へのちから」の提供開始

SOMPOホールディングスグループとアイアル少額短期保険(以下「アイアル少短」)は、介護度改善を応援する国内初の専用保険『明日へのちから』の提供を9月1日から開始する。両社は、保険商品の介護予防への貢献に関する共同研究を実施しており、アイアル少短が保険商品を開発し、SOMPOケアメッセージとSOMPOケアネクストの入居者および利用者へ順次展開していく。
1.背景・経緯
日本では、高齢化の進展によって要支援・要介護認定者数が増加するとともに、公的介護保険制度における介護給付額が増加している。
一方、高齢者の「自分らしい暮らし」の実現に向けた自立、介護度改善の取組みは重要性を増しており、この取組みを推進することは、高齢者の介護サービス利用に関わる自己負担額の削減につながると同時に、介護給付額の抑制にもつながる。
このような状況の中、SOMPOホールディングスグループとアイアル少短は、共同で保険商品の介護予防への貢献に関する研究を実施することについて合意した。研究にあたって、今般アイアル少短は、要支援・要介護者の自立、介護度の改善および給付額の抑制を後押しできる、介護度改善応援保険「明日へのちから」を開発した。
2.介護度改善応援保険 『明日へのちから』の特長
・要支援・要介護状態区分が改善した人へのお祝い金の支払い
公的介護保険制度における要支援・要介護認定を受けている人が、自助努力などによって保険期間中に要支援・要介護状態区分を改善した場合に、所定の金額のお祝い金(介護改善保険金)を支払う。
・要支援1から要介護5の人まで加入可能
本保険は、公的介護保険制度における要支援・要介護認定を受けた人(要支援1から要介護5まで)が、加入できる。
3.今後の展開
アイアル少短は、介護度改善応援保険『明日へのちから』を9月1日からSOMPOケアメッセージとSOMPOケアネクストの入居者および利用者へ順次展開する。
その後、販売状況をふまえ、SOMPOホールディングスグループ以外の介護施設等の入居者および利用者へ提供範囲を拡大することを検討していく。
また、SOMPOホールディングスグループにおいては、本保険を通じて、保険を活用した自立、介護度改善等への寄与について検証し、今後の事業戦略の立案に活用していく。

関連記事(保険業界ニュース)

生保

ライフネット生命、保険市場の『2024年版最も選ばれた保険ランキング』でがん保険、女性保険がネット申込件数第1位を受賞

生保

三井住友海上プライマリー生命、生存保障重視型平準払個人年金保険(利率変動型)『あしたも充実2』を発売

損保

三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保、中継輸送専用の自動車保険を販売開始

損保

東京海上日動、【国内初】緊急時に代行輸送手配サービスを提供する運送保険の提供開始

損保

SOMPOホールディングス、SOMPOケア、「介護現場におけるテクノロジーの効果的活用のための評価手法検討委員会」最終報告書を公表

損保

損保ジャパン、宇宙保険特設サイトを開設

損保

楽天損保、海外旅行保険「トラベルアシスト」の販売件数が対前年同期比2.4倍を達成

損保

楽天損保、個人用自動車保険「ドライブアシスト」の新規インターネット販売件数が対前年同期比2.3倍を達成

損保

SOMPOホールディングス、損保ジャパン、「東京レインボープライド2024」に協賛・参加

損保

損保ジャパン子会社Mysurance、【日本初】新車購入者と販売店の相互扶助による新保険制度「愛車PROTECTトヨタのミニ車両保険」を全国展開

関連商品