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三井住友海上、中継輸送等のトラブル対応費用を補償する専用保険を開発

三井住友海上は、中継輸送等の新たな輸送モデルにおける予期せぬトラブルへの追加対応費用を補償する専用保険を開発した。
8月1日より、株式会社traevoの車両動態管理ソリューション「traevoPlatform」※1を利用し、1日の作業時間を自動集計できる「荷待ち・荷役時間集計オプション」を契約するすべての荷主・運送業者を対象に、サービス付帯保険として提供を開始する。
※1:車両ごとの位置情報や作業状況を一元管理できるサービス横断型車両動態管理ソリューションである。協力運送会社の配送車両など、異なる車載機器からの情報を集約できるため、中継輸送を担う事業者に有効とされている。
1.背景
物流業界では、ドライバーの高齢化や若手の参入減少等を背景に人手不足が深刻化している。さらに、2024年4月から適用された時間外労働の上限規制等により、十分な輸送能力を維持できなくなる、いわゆる「2024年問題」が社会課題となった。これらの課題に対応すべく、新物流二法※2では、荷主・運送業者に「荷待ち・荷役時間の正確な管理・削減」や「サプライチェーン全体の効率化」等が義務化され、複数の運送業者がリレー方式で荷物を運ぶ「中継輸送」や、複数の荷主の商品をまとめて同じ納品先へ運ぶ「共同輸送」など、新たな輸送モデルの導入が進められている。
一方で、輸送形態の変化に伴う予期せぬトラブルで追加費用が生じるなど、新たなリスクが顕在化している。こうした事業環境を踏まえ、同社は、新たな輸送モデルにおいて、万一トラブルが発生した際にも事業者が安心して輸送を継続できるよう、専用保険の開発に至った。
※2:2025年4月に施行された改正物流効率化法、および改正貨物自動車運送事業法の総称。
2.概要
traevoPlatformのサービス利用者を対象に、中継輸送や共同輸送といった新たな輸送モデル、および通常の輸送における誤配費用や継搬費用などの補償を、無償で提供※3する。
※3:保険料はtraevo社(契約者)が負担する。
●契約者:traevo社
●補償対象者:traevoPlatformを利用し、荷待ち・荷役時間集計オプションを契約するすべての荷主・運送業者
●主な補償内容:
(1)誤配・積み忘れ・荷卸し忘れ等による継搬、急送、回収費用
【誤配費用】
(2)火災、爆発または輸送用具の衝突・転覆・パンク等による自力走行不能、冷凍・冷蔵・保温・保冷設備の破損・故障を事由に発生した荷卸し費用、一時的な保管費用、再積込み費用、代車費用、待機料
【継搬費用・追加物流費用】
●特徴:traevoPlatform上で管理する輸配送車両の動態データ(時間・場所等)を、損害が発生した際に証跡として活用することで、保険金請求手続きを簡素化。

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