損保協会、第22回「ぼうさい探検隊マップコンクール」入選作品決定
損保協会は、第22回「小学生のぼうさい探検隊マップコンクール」の入選作品(入賞22作品・佳作60作品)を決定した。
全国の小学校、子ども会、児童館など、407団体から、6,665人が参加し、1,289作品が寄せられた。
応募作品の傾向として、阪神・淡路大震災、東日本大震災、令和6年能登半島地震や令和7年7月に発生したカムチャツカ地震などの被害や教訓をテーマに、防災バッグなどの日頃の備えや、実際の避難時における具体的な行動に触れた作品が多く見受けられた。その他、クマなどの野生動物の出没、雪害といった地域の特性に着目したマップや、熱中症対策をテーマに、環境変化で高まるリスクに着目したマップもあった。
また、避難時の外国人への配慮として英語を併記したり、低学年でもマップの内容が読めるよう、漢字にルビを振ったりすることで、様々な立場からの視点を踏まえた工夫が施されている作品も見受けられた。
保護者や指導者からは、ぼうさい探検隊を実施し、「防災・防犯・交通安全にかかる行動を日々のくらしを守るための工夫として考えられるようになった。」や、「地域の特性を理解し、家族で防災について話し合う機会が増えた。」といった感想があった。
入賞22作品については、審査員の講評等を取りまとめた表彰動画を、2026年1月下旬に同協会ホームページで公表する予定である。
「小学生のぼうさい探検隊マップコンクール」とは
子どもたちがまちを探検しながら、まちにある防災、防犯、交通安全に関係のある施設や設備を発見し、マップにまとめる実践的安全教育プログラムである。2004年から、毎年、マップコンクールを開催し、優れたマップを表彰している。
【ぼうさい探検隊特設サイト】
https://www.sonpo.or.jp/about/efforts/reduction/bousai/index.html
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