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三井住友海上、キッチンカー・トータルサポートの提供を開始

三井住友海上と一般社団法人日本キッチンカー経営審議会(理事長:山口純司、以下「審議会」)、三井住友ファイナンス&リース株式会社(以下「SMFL」)、および住友三井オートサービス株式会社(以下「SMAS」)は、事業者のキッチンカー購入におけるワンストップサービス「キッチンカー・トータルサポート」を10月から提供する。
1.背景・目的
キッチンカー事業は、コロナ禍を機に事業参入する企業や個人(個人事業主含む)が増加している。
一方、キッチンカーの価格高騰や出店手数料の高止まり等、事業参入へは障壁があり、事業環境の整備が課題となっている。
そこで4社は、新規事業参入による雇用創出や既存事業者の事業拡大を後押しするために、キッチンカー事業への参入から出店までをワンストップでサポートする体制を新たに構築した。
2.サービス概要と各社の役割
キッチンカー事業への参入を検討している企業や個人向けに、車両や厨房機器の手配をはじめ、購入資金の調達、損害保険の手配、出店場所の紹介までを一貫してサポートする。
車両や厨房機器は、購入以外にリースでの手配も可能であり、事業計画に合わせた柔軟な選択をサポートする体制を整えた。
<4社の役割>
会社名/組織名:役割
三井住友海上:
・キッチンカー事業者向けの自動車保険の制度構築、および専用保険商品の開発・提供
・ギグワーカー※1向けにファイナンス※2の提供
・新車・中古車ディーラーの紹介による車両購入支援
審議会:
・制度の運営および周知
・キッチンカー専用の厨房機器や架装サービスの提供
・出店場所の紹介
SMFL:
・厨房機器のリース提供(ファイナンス・リース)
SMAS:
・車両のリース提供(オートリース)
※1:単発の仕事を請け負う労働者のことである。
※2:三井住友海上の資本業務提携先であるインパクトサークル社のファイナンスサービスを提供する。
3.今後の取組
キッチンカー事業者との協業範囲の拡大を通じて、災害支援や運送業界の課題解決にも貢献していく。
(1)災害時の食事支援
キッチンカー事業者と全国の自治体における「キッチンカーによる物資の供給等に関する協定」の締結を推進し、災害発生時に避難所等へ温かい食事を提供する。
(2)運送業界における人手不足問題への対応
人手不足を背景とした「2024年問題」を抱える運送業界に対して、キッチンカー事業に従事する労働力を一時的に提供するスキームを構築する。

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