あいおいニッセイ同和損保、「保育版交通安全マップ」「こころのダイアグラム」が第17回キッズデザイン賞を受賞
あいおいニッセイ同和損保は、特定非営利活動法人キッズデザイン協議会※1が主催する第17回キッズデザイン賞の「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン部門」において、同社の「保育版交通安全マップ」「こころのダイアグラム」が受賞した。
※1 次世代を担う子どもたちの安全・安心の向上と、健やかな成長発達につながる社会環境の創出のために、さまざまな企業、自治体、研究教育機関、医療・デザイン関係団体が業種を超えて集うNPO法人
1.キッズデザイン賞について
キッズデザイン賞は、「子どもたちが安全に暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という目的を満たす、製品・サービス・空間・活動・研究の中から優れた作品を選び、広く社会に発信していくことを目的に2007年に創設された。
子ども用にデザインされたものはもちろん、大人・一般向けに開発されたものでも、子どもや子育てに配慮されたデザインであればすべてが対象となる。
■選考部門
・子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン部門
・子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門
・子どもたちを産み育てやすいデザイン部門
2.受賞作品について
(1)保育版交通安全マップ
同社が保有する自動車走行データを活用し、保育施設周辺の交通量および通行する自動車の急減速発生率を表示したマップである。
2023年4月に保育施設で策定が義務付けられた安全計画では、散歩等の園外活動の際に使用する経路や目的地を選定するにあたり、自動車の交通量や事故が発生しやすい危険箇所の確認等が求められている。そこで、同社が地方公共団体に提供している交通安全マップ※2において、保育施設から半径約700mの範囲の交通量を新たに可視化し、通行する自動車の急減速発生率と合わせ保育事業者に無償提供している。2023年4月より提供を開始し、8月22日時点で1,800超の施設にて活用できる。
(2)こころのダイアグラムWEBサービス
同社と企業・組織のメンタルヘルス施策を総合的に支援するアイエムエフ株式会社が共同リリースした無料のWEBサービスで、保育者が2つの質問に答えることで、自身のストレス状態をひし形上のグラフで可視化する。継続して記録することにより、自分自身のこころの変化を知り、心身の自己調整に役立てることができる。
子どもが安全・安心に過ごすためには、保育者自身が抱えているストレスに気付き、健康で快適な状態を保てることが望ましく、子どもの安全を守るためにも保育者のこころのケアが重要であると考え、2023年4月より本サービスの提供を開始した。