三井住友海上、環境省第4回「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」で銀賞(環境大臣賞)を受賞
三井住友海上は、環境省が主催する第4回「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」の金融サービス部門(保険部門)で銀賞を受賞した。また、MS&ADインシュアランスグループホールディングスが、環境サステナブル企業部門において、ESG情報開示が充実している「環境サステナブル企業」に選定された。
三井住友海上は、MS&ADグループの中核企業として、気候変動をはじめとした社会課題の解決に貢献し、レジリエントでサステナブルな社会を実現していく。
1.「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」の概要
ESG金融の普及・拡大に向け、環境省が2019年に創設した表彰制度である。
企業などのビジネスモデルを持続可能なものへと移行することを支え、環境・社会・経済に対してインパクトを与える取組やサステナブルファイナンスの拡大を促進する投資家、金融機関、金融サービス事業者およびそれら資金を活用する資金調達者について、その総合的に優れた組織や先進的な取組、他の模範となるような取組などを表彰し、広く社会で共有することにより、ESG金融の更なる普及・拡大とその質の向上につなげることを目的としている。
2.評価のポイント
三井住友海上は、気候変動リスクに対応した損害補償だけでなく、「カーボンニュートラルサポート特約」により被災建物等の復旧時の脱炭素化を推進するなど、環境や社会に対する中長期的なポジティブインパクトを追求する商品の提供をスタートしており、新規性・波及性などの観点で評価された。
MS&ADホールディングスは、環境関連のリスク・機会や戦略等に関する情報開示の充実が評価され、「環境サステナブル企業」に選定された。