損保ジャパン、学校旅行総合補償制度の提供開始
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損保ジャパンと全国旅行業協会は、国内の学校旅行に特化した「学校旅行総合補償制度」を開発した。
◆新制度の概要
学校旅行固有のニーズである保護者の駆け付け費用や、学校が緊急時に支出する職員派遣費用や学校が賠償責任を問われた場合に備える補償、全国旅行業協会の会員が旅行業約款に基づいて補償する特別補償や、事故時に旅行会社の役職員が駆けつける費用、添乗員のケガを担保する補償などを、一度に申し込める制度を発足させた。
これまでは、学校が学校旅行総合保険に加入し、旅行会社が旅行特別補償保険等に加入するなど、別々に保険手配をしていたが、1つの制度で会員が申し込めるようになった。これにより、従来の学校の先生方が学校旅行総合保険に加入する際に行っていた申込書提出、保険料の振込み、参加人数変更による変更届出と保険料の追徴・返戻などが不要となる。学校の先生の長時間労働が社会問題化する中、本制度により先生方の学校旅行に関する負荷を軽減することが出来る。
また、新型コロナウイルス感染症の影響によるマスク着用の常態化や、猛暑によりリスクが高まっている熱中症の補償を、全ての契約にセットしている。