東京海上ホールディングス、MaaS領域における更なるにおける更なる協業推進に向けた資本業務提携契約を締結
東京海上ホールディングスと、株式会社MaaS Tech Japan(以下「MaaS Tech Japan」)は、今後のMaaS社会の進展を見据え、新たなMaaSサービスや保険商品の共同研究を目的とする資本業務提携契約を締結した。
1.背景・目的
自動車・バイク・タクシー・バス・鉄道・航空など、あらゆるモビリティサービスを「1つのサービス」として繋げるMobilityasaService(MaaS)は、国家の成長戦略にも掲げられており、移動手段の確保や利便性向上だけでなく、地方創生に向けた重要な要素として必要性が高まっている。
同社は、高度化・複雑化する現代社会において、社会を取り巻く様々なリスクに対する保険や専門性の高いリスクソリューションを提供してきた。また、MaaS領域においても様々なプレーヤーと共にデータを用いた様々な実証実験や新たなサービス開発を進めている。
MaaS Tech Japanは、自治体や事業者によるMaaSプロジェクトの推進支援、自治体と連携したMaaS実証実験への参画を行うとともに、MaaSビッグデータ統合・AI分析基盤「TralSARE(トレイザー)」※等の開発・提供を進めている。
東京海上グループの東京海上日動火災保険株式会社とMaaS Tech Japanは、2020年6月に業務提携を行い、それぞれが保有するノウハウやリソースを活用した協業を進めてきたが、更なる協業推進のため同社とMaaS Tech Japanでの資本業務提携契約の締結に至った。
※TraISARE(トレイザー:Transport Information Store with Aggregator,Receiver and Encoder)は、交通に関する多種多様なデータ(モビリティデータ)をシームレスに統合し、統一的な取り扱いを可能とするデータ統合基盤。
2.今後の主な取り組み
東京海上グループとMaaS Tech Japanは、自治体・交通事業者などと連携し、様々な地域・エリアでのMaaSプロジェクトに参画し、新たなMaaSサービスや保険商品の共同研究などを進め、移動手段の最適化や安心・安全な地域モビリティ社会の構築に向けた貢献を図っていく。
【取り組み内容】
①MaaS領域における様々なプレーヤーとのパートナーシップ構築および協業
②東京海上グループの保有データを活用した新たなMaaSサービスの共同開発
③MaaS領域における新たな保険サービスの共同研究