Mysurance、不動産業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する新家賃保証システム「Z-value」の提供開始
損保ジャパンの子会社で少額短期保険業を営むMysuranceは、家賃債務保証会社である全保連と連携し、入居者のスマートフォンで賃貸借保証委託契約と火災保険契約の同時手続きを可能とする新家賃保証システム「Z-value」の提供を開始する。◆「Z-value」概要
(1)入居者のスマートフォンによる賃貸借保証委託契約・火災保険契約の同時手続き
不動産管理会社は、全保連が提供する不動産管理会社向けシステム「Z-WEB」を操作して入居者へSMSまたはEメールで手続き案内を送信する。入居者は案内に記載されたURLから、賃貸借保証委託契約と火災保険契約を24時間365日いつでもワンストップで手続きすることができる。
これにより、入居者の利便性が向上することに加え、不動産管理会社の業務が軽減される。
(2)賃貸借契約と火災保険契約の連動
火災保険契約は賃貸借契約の開始以降、1年ごとの自動更新となり、更新漏れがない。また、賃貸借契約の終了時には火災保険契約は自動的に失効となるため、解約漏れが発生しない。
(3)保証委託料、保険料は家賃と合算して口座振替で収納
一般的には2年または1年一括払の保証委託料および保険料について、全保連がそれらを月割りで家賃と合算して入居者から口座振替によって収納するため、入居者の住替え時の初期費用負担を軽減できる。また、入居者の保険料支払い漏れによる無保険リスクを軽減することができる。