MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス、2050年ネットゼロの実現に向け新たな取組み
MS&ADインシュアランス グループ ホールディングスは、SDGsを道しるべに「レジリエントでサステナブルな社会」を目指し、社会との共通価値の創造(CSV:Creating Shared Value)に取り組んでいる。本取組の一環として、気候変動への対応を進めており、2050年度までにCO2排出量を実質ゼロ(ネットゼロ)とする目標を5月に掲げた。
本目標の達成に向けては、同社グループが排出するCO2削減に加え、サプライチェーンでの削減が重要となることから、お客さまをはじめとしたステークホルダーとともに、グループ一体で脱炭素社会の実現に向けた取組みを進めていく。
◆社会のCO2排出削減に資する取組み
(1)新設の石炭火力発電所に係る保険引受と投融資の停止
今後計画される石炭火力発電所に対する保険引受や投融資を行わない。
(2)再生可能エネルギーの普及・拡大を支援
脱炭素社会の実現に向け、再生可能エネルギーの普及・拡大に資する革新的技術の確立と社会実装や、環境に配慮する自動車の普及を、保険商品やコンサルティングサービスなどのリスクソリューションの提供を通じて支援していく。
◆気候変動の影響を減らす取組み、備える取組み
同社グループは、気候変動に関するリスクをお客さまに伝えることも重要な責務と考え、大学、研究機関やスタートアップ企業と連携した最新の知見に基づき、気候変動が事業に与える影響を評価するサービスを提供している。
◆今後の取組み
同社グループは、新たに設定した目標の達成と取組みの実践に向け、今後のロードマップと各取組みを推進するためのKPIを設定し、着実に取組みを進めていく。