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あいおいニッセイ同和損保、「こどもあんぜんマイスター制度」を開始

あいおいニッセイ同和損保は、保育事業者向けに子どもの安全・安心に関する保育の質の向上を目指す事故防止専門プログラム「こどもあんぜんマイスター制度」を創設し、2021年1月より提供を開始する。
1.背景
同社は「地域密着」を行動指針の一つとして、全国の地方公共団体と連携協定を締結し、地域の課題解決に向けた活動を行ってきた。
そうした活動の中で、“子どもが安全安心に暮らせるまちづくり”を掲げている地方公共団体も多く、保育事業者向けに事故防止に関する研修会の実施などのコンテンツを提供してきた。一方、昨今の保育施設における重大事故の増加や少子高齢化といった社会課題も浮き彫りになっている。こうした課題を解決するため、今般、同社は保育事業者向けの事故防止専門プログラム「こどもあんぜんマイスター制度」の提供を新たに開始することとした。
2.概要
(1)「こどもあんぜんマイスター制度」とは
“知る”“実行する”“高める”といった3つの側面から保育者の皆さまの安全・安心に関する質の向上を目指す制度である。継続的な情報収集や各園における研修・ワークの実践、事故防止に関するリスクマネジメントセミナーの受講など一定の要件を満たした保育者には、専門的な事故防止ノウハウを習得した証として「こどもあんぜんマイスター」の認定証を付与し、個人のスキルを可視化する。さらに「こどもあんぜんマイスター」が在籍する園には“安全性の高い園である”ことを示すプレートを発行する。
「こどもあんぜんマイスター」取得により、保育者個人のスキルアップと園全体の安全レベルの向上による子どもたちの安全に加え、可視化することにより保護者の皆さまの安心につなげる。
(2)こどもあんぜんマイスタープログラム概要
【Program・目的】
Category1 知る(情報収集)    多くの情報をインプットすることで、現場で起きている事象や子どもの対応を客観的・相対的に把握
Category2 実行する(実践する)  ツールの活用等、実際に“遣ってみる”ことで取り組みやその効果を体感
Category3 高める(深める・磨く) 専門領域の知識の取得による個人のスキルUPと園の安全レベルの向上
3.導入事例
“子どもたちの未来のために”を企業理念として保育施設を176施設運営している株式会社グローバルキッズにおいて、本取り組みに賛同があり、「こどもあんぜんマイスター制度」が保育者研修として導入された。
<株式会社グローバルキッズ様コメント>
「事後の対応を学ぶ救命に対し、事故防止という観点は立地や設備など、園によって個別性が強いため、その個別性を網羅しながら園・法人全体としての方針を立てるのは難しさがあります。リスクマネジメントのプロであるあいおいニッセイ同和損保のプログラムを活用することで、保護者の皆さまはもちろんのこと、各園においての安心感や信頼性を高めます。」

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