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東京海上ホールディングス、「みどりの授業」「ぼうさい授業」10万人を達成

東京海上ホールディングスは、同社グループ社員や代理店等が講師として全国の小学校・特別支援学校等を訪問し環境啓発プログラム「みどりの授業」、防災啓発プログラム「ぼうさい授業」を実施してきた。2020年1月に延べ受講者数が10万人を超えた。
1.「みどりの授業」「ぼうさい授業」の背景と内容
①未来を担う子どもたちとともに考える「地球環境保護」
同社は、地球温暖化抑制に貢献するため、1999年よりアジア太平洋地域9カ国でマングローブの植林を実施してきた。この経験をもとに、未来を担う子どもたちに地球環境保護の重要性を伝え、いま自分たちにできることを共に考える取り組みとして、2005年にマングローブを題材とした「みどりの授業」を開始した。これまでに約5.5万人が受講している。
②災害から命を守り、被害を最小限にする行動を促す「防災・減災」
東日本大震災の経験をもとに、大きな災害が発生した際に自分や大切な人の命を守るための知識を子供たちに伝えるため、東北大学災害科学国際研究所の監修を受けて同社グループ社員が「ぼうさい授業」を開発し、2012年から実施している。これまでに約4.5万人が受講した。また、国内の取り組みを参考に、中国におけるグループ会社東京海上日動火災保険(中国)有限公司でも中国版「ぼうさい授業」を行っている。
2.SDGsの取り組みとして全国の同社グループ社員・代理店がボランティアで実施
同社では、CSR主要テーマとして「安心・安全をお届けする」「地球を守る」「人を支える」を掲げ、「みどりの授業」「ぼうさい授業」はこれに合致する取り組みとして、これまでに全国の同社グループ社員、代理店が小学校・特別支援学校・地域の環境・防災イベント等において、1,475回実施し、受講した児童生徒は10万人を超えた。
受講した児童・生徒からは、「地球のために今できることをしたい」、「災害があったときに自分の身を守るため避難所の場所を確認したい」等の感想が寄せられている。
また、2016年からは中学生・高校生を対象としたキャリア教育プログラム「リスクと未来を考える授業」を実施し、自らの強みを生かして挑戦したり、想定されるリスクに備えることの重要性や保険の大切さを伝えている。
これらは、SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」、目標11「住み続けられるまちづくりを」、目標13「気候変動に具体的な対策を」、目標14「海の豊かさを守ろう」、目標15「陸の豊かさも守ろう」等にも貢献している。
同社は、これからも未来を担う子ども達への教育・啓発プログラムの提供等を通じて、安心・安全でサステナブルな社会と未来づくりを推進していく。

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