新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

あいおいニッセイ同和損保とトヨタ、コネクティッドカーデータを活用する事故対応サービス「テレマティクス損害サービスシステム」を開発

あいおいニッセイ同和損保とトヨタ自動車(以下トヨタ)は、コネクティッドカー※1 から取得できる走行データを活用し、事故時の運転軌跡や運転挙動といった運転状況を可視化するとともに、AI を活用した事故検知を実現する新しい事故対応サービス「テレマティクス※2損害サービスシステム(以下、本サービス)」を共同で開発した。トヨタとレクサスのコネクティッドカーを対象※3に2020年3月より本サービスの提供を開始し、対象車種を順次拡大していく。
従来の事故対応は、電話や書類のやりとりなどを通してお客さまから伺った情報をもとに、事故相手との過失・示談交渉を進めている。本サービスでは、トヨタのコネクティッドカーから得られる走行データを活用することで、保険会社が正確かつ客観的に事故状況を把握することが可能。これにより、事故に遭われたお客さまの保険金請求手続きの負担を大幅に軽減する。
また、あいおいニッセイ同和損保の24時間365日事故対応サービス「I’m ZIDAN」※4に加え、トヨタのコネクティッドカーとあいおいニッセイ同和損保が24時間365日つながることにより、迅速な事故対応を実現する。
なお、本サービスは「タフ・つながるクルマの保険」の加入者向け新サービスとして提供される。
両社は、コネクティッドカーから取得するデータを活用し、「安全・安心なクルマ社会の実現」に向けた取り組みを引き続き共に進めていく。
※1 コネクティッドカー:走行データが取得できる車載通信機(DCM: Data Communication Module)を搭載した車両
※2 テレマティクス:「テレコミュニケーション」と「インフォマティクス」を組み合わせた造語。カーナビゲーションや GPS 等と移動体通信システムを利用して、さまざまな情報やサービスをご提供する仕組み
※3 トヨタ車は 2018 年 6 月以降に販売を開始したコネクティッドカー、レクサス車は 2015 年 9 月以降に販売を開始した全車が対象。対象車種の詳細はあいおいニッセイ同和損保の代理店または、トヨタ販売店に問い合わせのこと
※4 I’m ZIDAN:夜間休日でも「責任割合交渉」や「示談交渉」などの専門的な事故対応が可能となるサービス

関連記事(保険業界ニュース)

生保

ライフネット生命、保険市場の『2024年版最も選ばれた保険ランキング』でがん保険、女性保険がネット申込件数第1位を受賞

損保

あいおいニッセイ同和損保、新スマート物流を展開する「株式会社エアロネクスト」と資本業務提携

生保

アクサ生命、「お客さま本位の業務運営を実現するための基本方針」にかかる2023年の評価指標の結果および取組みを公表

生保

三井住友海上プライマリー生命、生存保障重視型平準払個人年金保険(利率変動型)『あしたも充実2』を発売

損保

三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保、中継輸送専用の自動車保険を販売開始

損保

東京海上日動、【国内初】緊急時に代行輸送手配サービスを提供する運送保険の提供開始

生保

SOMPOひまわり生命、日本健康会議主催イベントに登壇、健康経営におけるマイナ保険証の活用を発表

損保

損保ジャパン、宇宙保険特設サイトを開設

損保

楽天損保、海外旅行保険「トラベルアシスト」の販売件数が対前年同期比2.4倍を達成

生保

楽天生命、「楽天保険の総合窓口」が契約者ページに対話形式のAIチャットボット機能を提供開始

関連商品