新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

あいおいニッセイ同和損保、事業者向けテレマティクスサービスに国交省令改正対応の車載器を追加

あいおいニッセイ同和損保は、自動車保険フリート契約者向けのテレマティクスサービス「ささえるNAVI」の指定車載器(ドライブレコーダー)に、国土交通省の省令改正に求められる運輸安全マネジメントにおけるガイドラインに対応した機種を追加する。「ささえるNAVI」は、最先端のテレマティクス技術の活用による損害保険会社ならではのアプローチで、事業者の自動車運行リスクに対する安心・安全を提供するサービス。
新型車載器の追加により、「ささえるNAVI」は、自動車運行リスクの低減に資する「安全運転管理業務」に加え、省令改正によって強化が求められる「運行管理業務」も含めて幅広く対応し、事業者の事務省力化とともに、車両運行に係る実態に則した事故低減サポートを提供する。
昨今の事業用自動車による重大事故多発を受けた国土交通省令の改正により、貨物運送事業者に対する運行記録計(タコグラフ)装着義務車の対象が4月から拡大する。この動きにいち早く対応するため、「ささえるNAVI」の指定車載器に、タコグラフ機能を搭載した高機能型車載器「G500」(富士通テン社)を追加。同機種装着により、事業者は「安全運転管理」と「運行管理」の業務を一元的に行うことが可能となり、事務省力化が実現できる。
国土交通省では、指針「自動車運送事業者における運輸安全マネジメントなどの実施について」において、「輸送の安全」を推進。今回の同省令改正は、昨今の事業用自動車による死亡事故や重軽傷事故の多発を受け、とりわけ「貨物事業者」と「貸切バス事業者」における輸送に係る安全確保を加速化させることを目的としたもの。
「ささえるNAVI」指定車載器のバリエーション拡大により、事業者の車両運行体制や事業方針に照らした最適なソリューション提供が可能となる。とりわけ国土交通省の省令改正を踏まえた新型車載器には、従来機種にはない「車両運行管理業務に係る機能」を追加しており、貨物事業者や貸切バス事業者のニーズに幅広く、的確に対応。同商品を導入し、かつ適用条件を満たしたフリート契約者の自動車保険料に対して6%の割引を適用する。なお、サービス利用料(車載器利用料等)が発生する。

関連記事(保険業界ニュース)

生保

住友生命、暑熱環境下で働く作業員の熱中症対策に特化した熱中症対策プログラムの紹介業務を開始

損保

三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保、金融庁へ第5回となる業務改善計画に係る進捗および改善状況報告書を提出

損保

あいおいニッセイ同和損保、矢崎ノースアメリカと米スタートアップのMOTERTechnologiesが戦略的資本提携

損保共済

こくみん共済coop〈全労済〉、東京・代々木公園にて「もしもFES渋谷2025」を開催

生保

かんぽ生命、2025年度ラジオ体操出席カードの配布開始

損保

あいおいニッセイ同和損保、「第25回夏季デフリンピック競技大会東京2025」に協賛

損保

損保ジャパン、新宿本社ビルにパーパス壁画制作

生保

生保協会、生命保険契約照会制度の利用料金改定

生保

ネオファースト生命、「生成AI×保険事務サービス」NTTデータ社と協働しCX向上と業務変革目指す取組み

協会・団体損保

損保協会、車体整備の透明性確保に向けて 日本自動車車体整備協同組合連合会と「共同宣言」を実施