■激しさを増す“個人マーケット”の現実
ご存じの通り、個人分野の競争は激化する一方です。 若年層の車離れだけでなく、テレマティクス技術、運転支援技術の進歩による自動車保険の低価格化は確実です。テレビをつければ医療保険やがん保険の通販CMを見ない日はありません。また第一分野の保険に関しても“家族が登場して保険料の安さに驚く”というお馴染みのネット保険のコマーシャルをあなたは嫌と言うほど目にしているはずです。
全国的に来店型ショップが激増し、来店を促す広告であふれています。現在、来店型ショップでは自動車保険の売れ行きが好調なのだそうです…。銀行に行けば保険商品のポスターが掲げられ窓口で積極的に保険を販売しています。最近では地元をこまめに訪問する信金も変額年金などの販売に力を入れていると聞きます。少額保険会社や共済そして郵便局などを含め、多くのライバルが個人マーケットを狙って精力的に動いているのです。この傾向がますます強くなることは間違いありません。
■プロ代理店には“中小企業マーケット開拓”が不可欠
加えて日本は少子高齢化です。個人分野のマーケット規模自体が年々小さくなっているにもかかわらず、多くの参入者が現れ続けているというのが今の状況ではないでしょうか。
それでも個人分野の保険にこだわり続ける、というのも悪くはありません。
しかしネット販売、通販、銀行窓販、来店型ショップなどのライバルは巨大な資本を活用して、大々的な宣伝をすること、そして保険料の安さを武器にすること、を忘れてはならないのです。果たして地域密着型のプロ代理店がこの競争に加わり勝ち続けることができるしょうか?
この現実を考えるなら、地域密着型のプロ代理店が最も力を注ぐべきは、『コンサルティングニーズのある中小企業マーケットの開拓』なのではないでしょうか?
【中小企業のマーケット開拓にはチャンスがある!!】
説明するまでもありませんが、法人のプランニングではリスクマネジメント視点から、会社毎の状況把握、就業規則や決算書などを考慮する必要があります。決算対策や退職金、従業員の福利厚生、労災などの保険をネットで完結し、通販で購入している法人はほとんどいないはずです。専門性も高く、クリック数回で気軽に購入できるようになるとは、今後もとても考えられません。
特に国内企業数の90%を占める従業員100人未満の中小企業は、大企業や中堅企業に比べると損保加入率がまだまだ低いのです。特に、労災、賠償責任などの新種保険分野では約6450億円の未開拓市場が眠っているという試算もあります。
いかがでしょうか。個人マーケットがダメだと申し上げているのではありません。大きな変化にいち早く気づき、対応することが成長するためには重要だと申し上げているのです。プロ代理店にとって将来的にチャンスがある市場を選び、今すぐそこで勝負するべきなのです。それが中小企業マーケットなのです。
そこでこの度、経営サポート研究所の代表である吉益氏をお招きして、「損保代理店のための中小企業マーケットの開拓法」について、お話を伺いました。吉益氏は、保険会社勤務のうちの25年間をプロ代理店の戦略の企画・教育・実践のサポート業務に就いていました。つまり、「企業開拓をどのようにして行なうか」について長年注力されてきたのです。
是非、このDVDをきっかけに、損保代理店だからこそ出来る価値提供、そして、中小企業マーケット開拓について考えてみてはいかがでしょうか。(企画・制作・著作:株式会社ブレインマークス)
■本DVDをご覧いただきたい方
・ 中小企業マーケットの開拓に積極的に取り組みたい方
・業界の変化へ対応し、地域密着のプロ代理店として成長していきたい方
・競合する大企業に対抗するための経営戦略を真剣に考えていきたい方
・中小企業開拓のためのトレーニング方法を学びたい方
・プロ代理店として、中小企業に対する提供価値について考えて生きたい方
・代理店と共にプロ代理店のあり方を考える保険会社の方