損保ジャパン、神戸市と「水害発生時の連携と協力に関する協定」を締結
損保ジャパンは、神戸市と「水害発生時の連携と協力に関する協定」を2025年8月5日に締結した。
1.背景
損保ジャパンは、お客さまの安心・安全・健康な暮らしを支える損害保険会社として、社会的責任を果たし、地域とともに成長すべく、「神戸の豊かな未来社会づくり」への貢献に取り組んでいる。
2023年には神戸市と包括連携協定を締結しており、このたび、阪神・淡路大震災から30年という節目の年に防災分野の連携をさらに強化すべく、協定締結に至ったものである。
2.協定の目的
損保ジャパンと神戸市は、それぞれのノウハウを活用して被災者の生活再建を支援し、神戸市民が安心・安全に暮らせる災害に強いまちづくりの実現を目指す。
3.協定の主な内容
水害発生時に、損保ジャパンが事故対応の過程で入手したデータ(被災者から提供の同意を得たものに限る)を神戸市に提供することで、神戸市の迅速な罹災証明の発行業務を支援する。
4.損保ジャパンと神戸市の震災30年を契機としたその他の防災の取組み
2025年4月26~27日に開催した「神戸レジリエンスセッション 震災と未来のこうべ博」に出展し、災害発生時の避難に必要な道具を楽しく学べるゲーム「SOMPO で学防ッチャ(まなぼっちゃ)」を実施した。
また、災害時に被害状況の確認・孤立地域への緊急物資輸送・避難誘導などに活躍できるドローンの展示・避難誘導のデモンストレーションを行い、災害時の安全な行動を学ぶ機会となった。