MS&ADホールディングス、有価証券売却益を計上
MS&ADホールディングスの子会社である三井住友海上およびあいおいニッセイ同和損保が保有する有価証券の一部を売却したことにより、有価証券売却益が発生した。
1.有価証券売却の理由
同社グループは、政策株式の保有が保険料等の調整行為を生じさせた要因の一つであるとの認識に至り、損害保険業界の適正な競争環境確保のため、政策株式の保有をゼロとする方針を策定し、2024年2月29日に同方針を公表した。今回の有価証券の売却は、この方針に基づいたものである。
2.有価証券売却益の計上について
(1)有価証券売却益の発生日:2025年7月30日
(2)売却した有価証券:
三井住友海上およびあいおいニッセイ同和損保が保有する上場有価証券の一部
(3)有価証券売却益:1,231億円
(内訳)三井住友海上1,181億円、あいおいニッセイ同和損保50億円
3.今後の見通し
上記の有価証券売却益は、2026年3月期第2四半期連結決算において計上する。
なお、当該有価証券売却益は、2025年5月20日に公表した2026年3月期通期の業績予想に織り込んでいたことから、現時点での業績予想の修正は予定していない。