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損保ジャパン、【傷害・医療保険】寄付金連動型の地域貢献保険(ご当地保険)を展開

損保ジャパンは、社会貢献、社会課題の解決につながる取組みとして、個人向け傷害保険の「THEカラダの保険」、団体向け傷害保険の「傷害総合保険」および団体向け医療保険の「新・団体医療保険」において、『寄付金連動型の地域貢献保険(ご当地保険)』(以下「寄付金連動型保険」)の展開を2025年2月20日から開始した。「寄付金連動型保険」とは、保険加入の件数ごとに、「自然災害」や「いじめ問題」などの地域が抱える社会課題の解決に取り組む自治体やNPO団体等へ寄付する仕組みである。
1.目的・背景
近年、日本各地では、地震や集中豪雨・台風などの大規模災害が頻発しており、重大な社会課題となっている。
また、日常生活においては、SNSなどの普及によって、学校等ではこれまでと異なる匿名性・拡散性のある「いじめ問題」に苦しむ方が増えており、こちらも重大な社会課題のひとつである。
これまで防災・減災等に貢献する寄付金連動型保険として火災保険の販売実績があるが、防災・減災に加えて、いじめ問題の解決に向けて、傷害・医療保険においても寄付金連動型保険の展開を開始した。
今回、対象としている傷害・医療保険は、自然災害によるケガを補償の対象とする特約や、いじめなどにより人格権侵害を被った場合にトラブル解決のための弁護士費用を支払う特約がある。
寄付金連動型保険は、傷害・医療保険の補償で自分自身や家族を守るために備えるだけではなく「防災・減災対策」や「いじめ防止対策」に取り組む自治体やNPO団体等への寄付により、「防災・減災対策」や「いじめ防止対策」に繋げ、地域の社会課題解決に貢献することができる。
なお、損保ジャパンでは、火災保険においても寄付金連動型保険として販売した実績がある。
2.傷害・医療保険「寄付金連動型保険」の概要
寄付金連動型保険は、保険商品と寄付をセットにした仕組みで、地域単位での展開となる。お客さまの保険加入件数1件ごとに、損保ジャパンや賛同した代理店が「防災・減災対策」や「いじめ防止対策」に取り組む自治体やNPO団体等へ一定額を寄付する。
なお、寄付金は損保ジャパンや賛同した代理店が負担するため、寄付に伴う追加保険料の負担はない。
3.今後について
損保ジャパンは、今後も、お客さまを取り巻くさまざまなリスクや不安、社会課題の解決に向けた商品・サービスを開発し、安心して暮らせる地域社会づくりに貢献していく。

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