SOMPOホールディングス、新たなグループ経営体制を発表
SOMPOホールディングスは、目指す姿の実現を加速するため、ビジネス領域を「SOMPO P&C(損害保険事業)」と「SOMPOウェルビーイング」に集約し、各事業を統括するビジネスCEOを新設することにした。
1.新たなグループ経営体制(ビジネスCEOの新設)
同社は、2024年5月に中期経営計画(2024~2026年度)を公表し、SOMPOのパーパスを「“安心・安全・健康”であふれる未来へ」と再言語化するとともに、「レジリエンスのさらなる向上」と「つなぐ・つながる」を中期経営計画のゴールと定め、持続的な企業価値の向上を追求することとした。
これらの取り組みをさらに加速させるため、SOMPO P&C、SOMPOウェルビーイングの各ビジネス領域を統括するビジネスCEOを新設し、ビジネスCEOの諮問機関としてマネジメントボードを設置する。グループCEOの権限をビジネスCEOに一定委譲することで意思決定の迅速化を図るとともに、マネジメントボードでの議論を通じて、グループを一体化した取り組みを推進する。
SOMPO P&C CEOにはJamesShea氏(現海外保険事業CEO)、SOMPOウェルビーイングCEOには大場康弘氏(現国内生保事業CEO)がそれぞれ就任する(2025年4月1日付)。
同社グループがこれまで培ってきた強みを活かしつつ、グループの役職員が、事業体の垣根を越え、性別、障害の有無、国籍、年齢等に捉われず、世界中の仲間とベストプラクティスをお互いに学び合い、成長していく機会を広げることができる「センターオブエクセレンス」を追求することで、日本発の真のグローバル企業への進化に挑戦していく。
2.グループCEOおよびビジネスCEOメッセージ
■グループCEO奥村幹夫氏
「当社グループを取り巻く外部環境の変化を機会として捉え、持続的な成長を目指すため、「レジリエンスのさらなる向上」と「つなぐ・つながる」戦略を推進しています。この取り組みを加速するため、2025年度からビジネス領域を「SOMPO P&C」と「SOMPOウェルビーイング」に集約し、事業や地域の枠を超えた連携を強化していきます。またグループの役職員が持つ知見を共有し、専門性を高めることにより、変わりゆくお客さまのニーズに応えるソリューションを提供していきます。SOMPOグループの役職員と共にさらなる成長を実現し、「“安心、安全、健康”であふれる未来」に向けて挑戦していきます。」