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損保ジャパン、第10回サステナブルファイナンス大賞を受賞

損保ジャパンが参画する一般社団法人ナチュラルキャピタルクレジットコンソーシアム(以下「NCCC」)は、日本発のボランタリーカーボン市場(以下「VCM」)※1構築を目指すプロジェクトが金融の力でサステナブルな社会を目指す取組みとして評価され、一般社団法人環境金融研究機構(RIEF)が選考する「第10回サステナブルファイナンス大賞」を受賞した。
1.受賞内容
NCCCが岡山県赤磐市において、太陽光発電設備の敷地を草地化することで土壌が吸収したCO2を第一号のクレジットとして認証した取組みが受賞の対象となった。損保ジャパンは理事会社として、クレジットの価値を左右する認証基準の策定や取組みの対外発信のプロセスに関与し、知見を提供している。NCCCのクレジット認証は、衛星画像解析やAI等の最新技術を活用による高い透明性が特徴で、日本におけるVCM構築に貢献することが期待されている。また、このような自然由来のクレジットを創出する事業を通じて、脱炭素のみならず、生態系の保全・再生や地盤強化等による自然災害に対する防災減災の効果が期待できる。
2.NCCCの取組みの概要
NCCCは、九州大学教授馬奈木俊介研究室の知見に基づき、企業、金融機関、自治体など60を超える会員が強みを持ち寄って、自然資本の価値化や活用に取り組むコンソーシアムである。テクノロジーを活用して付加価値と透明性の高いクレジットを創出し、地域の活性化と脱炭素の両方に資する日本らしい課題解決を示し、社会のウェルビーイングの向上を目指している。
損保ジャパンは、2023年度からNCCCに理事を派遣して運営に参画しており、一般社団法人としての運営方針の策定や、自然資本活用に関心を持つ企業とNCCCをつなげる役割を担っている。
また、2024年10月に開催された生物多様性条約締約国会議(COP16)では、日本らしい課題解決の例としてNCCCの取組みを国際社会に向けて紹介した。
3.今後について
損保ジャパンは、気候変動と生物多様性が不可分一体の課題と認識される中、リスクマネジメントの専門家としての知見や、国内のネットワーク等を活用し、地域のあらゆるステークホルダーの協働のコアとなりながら取組みを加速させる。SOMPOグループのパーパスである、「“安心・安全・健康”であふれる未来へ」の実現に向けて、NCCCにおける多様な参画企業とのオープンイノベーションを通じて、地域のネイチャーポジティブ※2に貢献していく。
※1 VCM:企業や個人が自主的に温室効果ガスの排出を削減・吸収する活動に対して発行されるクレジットを、排出量を削減したい企業や個人が購入する取引を行う市場。ボランタリークレジットは、わが国がネットゼロ社会を目指す上でJ―クレジット等の政府や国家間の制度と相互補完の関係にあり、普及が期待される。
※2 ネイチャーポジティブ:「自然再興」といい、「自然を回復軌道に乗せるため、生物多様性の損失を止め、反転させる」こと。

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