SOMPOホールディングス、損保ジャパン、業務改善計画の進捗状況を発表(開示事項の経過・2024年11月末時点)
SOMPOホールディングスおよび損保ジャパンは2024年1月25日付けの自動車保険金不正請求等への対応に係る業務改善命令、損保ジャパンは2023年12月26日付けの保険料調整行為等への対応に係る業務改善命令に基づき、金融庁に業務改善計画の進捗状況等を提出した。
なお、2024年8月末時点における進捗状況等については、2024年9月13日に公表している。
SOMPOホールディングスおよび損保ジャパンは、お客さま、地域や株主の皆さまなどあらゆるステークホルダーから「損保ジャパンでよかった。SOMPOでよかった。」と言われる、信頼回復に向けて、すべてをお客さまの立場で考える“新しい損保ジャパン”を目指して、取り組んでいく。
報告書で損保ジャパン石川社長は、今回の公正取引委員会からの行政処分について厳粛に受け止め、あらためて独占禁止法の遵守の徹底と適切な業務運営に向けた取組みを強化していくとし、全社をあげた変革プロジェクト「SJ-R」 の本格スタートから8か月が経過した。タウンホールミーティングやアンケートで集まる現場第一線の声を見ると、あらゆる場所で変革が芽生え始めていると実感している。また、二度と同様の問題を起こさないために、全役員・社員で一連の問題を振り返る機会として新たに設定した「振り返りの日」に「新しい損保ジャパンが目指す姿」を公開した。全役員・社員の覚悟と決意をもって、「お客さま、社会、そして自分にまっすぐ。」を、今後同社の普遍的な価値基準としていく。お客さま、地域や株主などあらゆるステークホルダーから「損保ジャパンでよかった。SOMPOでよかった。」と言っていただけるよう、信頼回復に向けて、すべてをお客さまの立場で考える“新しい損保ジャパン”を目指して、取り組んでいくとしている。
■「新しい損保ジャパン」に向けた変革プロジェクト「SJ-R」
価値基準である「お客さま、社会、そして自分にまっすぐ。」と「私たちの5つの約束」は、経営陣だけでなく、社員からの意見も踏まえて策定
この価値基準のもと、全社をあげた変革プロジェクト「SJ-R」を推進
■「私たちの5つの約束」
約束1 お客さま・社会からの信頼を最も大切にします。
約束2 代理店と共にくらしと社会を支えます。
約束3 お客さまの声を聴き品質を磨き続けます。
約束4 自ら学び専門性を高め保険本来の価値を追求します。
約束5 多様性と「個」のチカラで未来に挑戦します。