三井ダイレクト損保、「強くてやさしい」を支える次世代基幹システムをリリース
三井ダイレクト損保は、最新のIT設計思想や新技術を採用した次世代基幹システム “Trusty”(注1)(以下、Trusty)をリリースし、はじめてネット損保を検討されるお客さまにもわかりやすいWeb手続き機能へ全面的に刷新した。
本システムの活用により、従来以上に、お客さま一人ひとりに最適な提案やサービス提供を行うとともに、社内業務の効率化やシステム開発スピードの更なる向上など事業戦略・課題への対応力を強化していく。
(注1)「信頼できる」「頼りになる」システムを実現する、という想いを込めて、新たな基幹システムを”Trusty”と名付けている。
1.Trusty構築について
同社は「強くてやさしい」企業としての取り組み基盤を強化するため、創業以来20年以上使い続けている基幹システムを全面刷新するプロジェクトを段階的に進めてきた。今回の刷新は、コンタクトセンターシステムの刷新、マーケティングシステムの構築に続くものであり、次世代基幹システムとしてお客さま向けWeb手続き機能(見積もり・契約手続き)や契約保全を担う機能等を刷新したものである。
2.今回のリリースで実現する主な内容
(1)Webお見積もり・契約手続きをより「早く」「かんたんに」「わかりやすく」
(2)マイページの「使いやすさ」の向上
(3)同社コンタクトセンター業務の高度化
3.Trustyの技術的特長について
(1)モダナイゼーション(Modernization)(注2)によるレガシーシステムからの脱却
(2)業務サービスのマイクロサービス化による開発効率の向上
(3)フルクラウド化によるビジネス拡張性の実現
(注2)稼働し始めて数十年を経過した古いコンピューターシステムを、過去の資産を活かしながら最新の技術に適合した現代的なシステムへと置き換えること。