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あいおいニッセイ同和損保、マイクロモビリティのさらなる普及拡大に向け、BRJと資本業務提携契約を締結

あいおいニッセイ同和損保と、電動キックボード「BIRD」(以下、「BIRD」)等のマイクロモビリティ※のシェアリングサービスを展開するBRJ株式会社(以下「BRJ」)は、2023年8月31日に資本業務提携契約を締結した。
※ 自動車よりコンパクトで機動性が高く、手軽な移動を実現する1人または2人乗り程度の車両
1.背景
2023年7月の改正道路交通法施行により、電動キックボードの利用は16歳以上であれば運転免許が不要、ヘルメットの着用が努力義務になるといった規制緩和が実現し、更なる利用拡大が見込まれている。
一方、電動キックボードの利用拡大に伴い、道路交通法の違反や交通事故の増加が懸念されており、本格的な普及に向け、交通ルールの啓発や安全な走行環境の整備が求められている。
あいおいニッセイ同和損保とBRJは、電動キックボードの普及や安全な走行環境の実現を目的に、2022年3月に業務提携契約を締結し、電動キックボード専用ナビゲーションの実装に向けた実証実験や、交通事故の危険性をエリア別に判定して走行速度を自動制御する「エリア別速度コントロールモデル」の開発等に共同で取り組んでいる。
今般、両社の協業を一層加速させるため、あいおいニッセイ同和損保とBRJは、新たに資本業務提携契約を締結することとした。
2.資本業務提携の内容
(1)出資について
・出資完了日:2023年8月31日
・出資金額:約1億円
・出資内容:BRJが第三者割当増資により発行する株式をあいおいニッセイ同和損保が取得
(2)両社の新たな取り組み
・BRJが提供するBIRDの走行データを活用した事故の未然防止策の研究
・マイクロモビリティシェアリングサービスとリスクマネジメントサービスの一体提供
(3)BIRDの走行データを活用した交通事故・違反の未然防止策に関する研究について
3.今後の展開
両社は共同取り組みも進展させていくことで、電動キックボードをはじめとするマイクロモビリティサービスの一層の普及や、安全・安心な利用を推進していく。

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