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SBI生命、生成AIを活用した社内業務サービスをGPT-4oとClaude3Haikuへバージョンアップ

SBI生命は、7月から生成AIを活用した各種社内業務サービスをGPT-4o(omni)※1ならびにClaude3Haiku※2へバージョンアップする。
1.概要
■コールセンターオペレーター向けAIセルフボットにGPT-4o(omni)を搭載
SBI生命において、アマゾンウェブサービス(以下「AWS」)が提供する機械学習を利用したインテリジェント検索サービス「Amazon Kendra」にGPT-4※1を組み込んだ、コールセンターのオペレーター向けAIセルフボットを開発し、2023年7月より運用を開始した。5月にGPT-4o(omni)が発表されたことを受け、当該セルフボットのGPT-4を最新のAIモデルへバージョンアップをすることとした。これにより、検索結果の要約時間がさらに短縮し、これまで以上にタイムリーなお客さま対応を実現する。
■ITサービスデスクのAIオペレーターにClaude3Haikuを搭載
ITサービスデスクの業務において、AWSが提供する「Amazon Bedrock」上でClaude Instant※2を搭載したAIオペレーターによる音声自動案内サービスを、2024年1月より開始した。2024年3月にClaude3Haikuが発表されたことを受け、Claude Instantを最新のAIモデルへバージョンアップすることとした。これにより、これまで以上にスピーディーな自動案内・対応を実現する。
2.今後の展開
社内におけるAIセルフボットやAIオペレーターの対応業務の範囲を順次拡大する予定である。また、複数の生成AIモデルをその特徴や目的に応じて使い分けることにより、さらなる社内業務の効率化とお客さまサービスの充実を図っていく。
以上
(※1)GPT-4o(omni)とGPT-4:OpenAI社が提供するAIモデル
(※2)Claude3HaikuとClaudeInstant:米Anthropic社が提供するAIモデル
※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標である。

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