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東京海上ホールディングス、「資産運用立国」の実現に向けた東京海上グループの取り組みについて

東京海上ホールディングスは、2023年12月に政府より公表された「資産運用立国実現プラン」を踏まえ、「成長と分配の好循環」を生み出すインベストメントチェーンに関わる金融機関グループとして、資産運用立国の実現を後押しするための同社グループの取り組みについて公表する。
1.インベストメントチェーンにおける同社グループの役割
同社は1879年の創業以来、「お客様や社会の“いざ”をお守りする」というパーパスを起点に、時代とともに移り変わるお客様や社会の課題を捉え、国内外のグループ企業で培ってきた専門性・知見を活用してソリューションを届けてきた。
資産運用の領域においても、人生100年時代といった社会や生活様式の変化に伴う課題の解決と、その先の「成長と分配の好循環」の実現に向けて、以下3つの役割を中心に東京海上グループ一体となって取り組んでいる。
①保険会社として
生損保を扱う保険会社として、企業の持続的な成長と個人の豊かな人生の実現に向けて、多種多様なリスクに対応する保険商品や顧客の資産形成に資する商品の提供を通して安心・安全を届ける。
②アセットオーナーとして
保険負債に基づく資産を運用する機関投資家として、投資先の企業価値向上をはたらきかけるとともに、先進的な運用手法に挑戦しつつも適切な流動性の維持にも取り組むことで、長期的な視点で高く安定した収益性を確保する。
③アセットマネージャーとして
外部資金の運用を受託する資産運用会社として、投資先の企業価値向上をはたらきかけるとともに、多様な投資商品の提供を通じて、投資家の資産形成に貢献する。
2.同社グループの取り組み
上記の役割を果たしていく際に重要な機能の一つである資産運用力については、グローバルな事業展開で培った海外資産の運用ノウハウの取り込みや、東京海上アセットマネジメント株式会社(以下、東京海上アセットマネジメント)が株式や債券に加えて得意とするオルタナティブ資産の運用等を通じて向上に努めてきた。また、多様な投資先への積極的なファイナンスや新興運用マネージャーの輩出にも取り組んでいる。
今後は新興運用業者も含めた新たな投資機会の探索や、東京海上アセットマネジメントの目利き力を活かして、機関投資家の皆さまに対して新興運用業者への投資機会を提供していくことも検討していく。
このような運用力向上の取り組みは、アセットオーナーおよびアセットマネージャーとして、社会課題の解決に必要な領域に資金・資本を投じるという直接的金融機能を果たすことにもつながる。
また、資産運用にかかる体制についても、同社では海外グループ企業役員を共同CIO(Chief Investment Officer)に起用する等グローバルベースで専門性や知見を活用できる体制を整えたことや、東京海上アセットマネジメントへの早期の独立社外取締役の導入と指名委員会の設置を通じてガバナンス強化に取り組んできた。
今後も運用力と体制の両面を強化し、それぞれのステークホルダーの皆さまへの最適なソリューション提供を通じて個人の中長期的な資産形成や企業・社会の持続的な成長を支援することで、お客様や社会の“いざ”だけでなく、“いつも”を支えるパートナーとなることを目指すとともに、政府が掲げる「資産運用立国」の実現に貢献していく。

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