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共栄火災、2024年3月期決算を発表

共栄火災は、2024年3月期決算を発表した。
【2023年度決算のポイント】
元受正味保険料は、新種保険や火災保険等の増収により、対前年同期比で19億円増収の1,950億円、正味収入保険料は、対前年同期比17億円増収の1,746億円となった。
正味支払保険金(含む損害調査費)は、自然災害の支払が減少した一方で、自動車保険の事故増加や単価上昇に伴う支払増加等により、対前年同期比で横ばいの1,063億円となった。
この結果、正味収入保険料から正味支払保険金、正味事業費を除いた収支残は、対前年同期比8億円増加の10億円となった。
保険引受損益は、収支残の増加に加え、前年度における火災保険や自動車保険の支払備金増加の反動等により、対前年同期比82億円増加の33億円となった。
資産運用損益は、利息及び配当金収入や有価証券売却損益の増加等により、対前年同期比で19億円増加の79億円となった。
以上の結果、最終の当期純損益は、対前年同期比で69億円増益の75億円となった。
■主要業績・諸指標等
○元受正味保険料は、新種保険や火災保険等の増収により、1,950億円(対前年同期比+19億円)、正味収入保険料は、1,746億円(対前年同期比+17億円)となった。
○正味支払保険金(含む損害調査費)は、自然災害の支払が減少した一方で、自動車保険の事故増加や単価上昇に伴う支払増加等により、1,063億円(対前年同期比横ばい)となり、正味損害率は、60.9%(対前年同期比0.6%ポイント改善)となった。
○正味事業費は、システム関連費や人件費の増加等により、671億円(対前年同期比+9億円)となり、正味事業費率(事業費の正味収入保険料に対する割合)は38.5%(対前年同期比0.2%ポイント上昇)となった。
○コンバインド・レシオ(正味損害率と正味事業費率の合計)は、99.4%(対前年同期比0.5%ポイント改善)となった。
○保険引受損益は、収支残の増加に加え、前年度における火災保険や自動車保険の支払備金増加の反動等により、33億円(対前年同期比+82億円)となった。
■損益状況
○資産運用損益は、利息及び配当金収入や有価証券売却損益の増加等により、79億円(対前年同期比+19億円)
となった。
○以上の結果、経常損益は、111億円(対前年同期比+101億円)となった。
○経常損益に特別損益及び法人税等を加減した当期純損益は75億円となった。(対前年同期比+69億円)
■ソルベンシー・マージン比率
○ソルベンシー・マージン比率は、その他有価証券評価差額金の増加や当期純利益の計上等により、1,135.2%(対前年度末比16.6%ポイント上昇)となった。

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