MS&ADホールディングス、2024年3月期の剰余金を配当
MS&ADホールディングスは、5月20日開催の取締役会において、2024年3月31日を基準日とする剰余金の配当の実施について下記のとおり決議した。
なお、剰余金の配当については6月24日開催予定の第16期定時株主総会に付議する予定である。
1.配当の内容
項 目:決定額/直近の配当予想(2023年11月17日発表)/前期実績(2023年3月期)
基準日:2024年3月31日/同左/2023年3月31日
1株当たり配当金:150円00銭/120円00銭/100円00銭
配当金の総額:79,515百万円/-/53,569百万円
効力発生日:2024年6月25日/-/2023年6月27日
配当原資:利益剰余金/-/利益剰余金
(注)同社は、2024年4月1日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を実施している。2024年3月期の期末配当については、配当基準日が2024年3月31日となるので、当該株式分割前の株式数を基準として配当を実施する。
2.理由
同社の資本政策においては、1株当たりの配当水準の安定性を維持しつつ、グループ修正利益の50%を基本として、配当および自己株式の取得により株主還元を行う方針としている。この方針に基づき、2024年3月期の業績および今後の業績動向の見通しを踏まえて、2024年3月期の期末配当金を前回予想の1株当たり120円00銭から30円増配し、150円00銭に引き上げることとする。これにより年間配当金については、実施済みの中間配当金120円00銭と合わせて1株当たり270円となる予定である。
(注)グループ修正利益は、同社グループ全体の経常的な収益力を示す同社独自の指標であり、連結当期利益を基礎に、異常危険準備金繰入額(繰入の場合は加算・戻入の場合は減算)などの加減算を行うことにより算出している