ソニー損保、2024年3月期第3四半期決算概要を発表

ソニー損保は、2024年3月期第3四半期（2023年4月1日～2023年12月31日）の決算概要を発表した。
■元受正味保険料、正味収入保険料、経常収益
自動車保険の保有契約件数が堅調に拡大したことから、元受正味保険料は前年同期比3.6％増加の114,015百万円、正味収入保険料は前年同期比3.0％増加の111,252百万円となった。経常収益は、前年同期比3.1％増加の112,397百万円となった。
■E.I.損害率(*1)と正味事業費率の合算率
E.I.損害率は、交通量回復に伴う事故発生率の上昇などにより、前年同期から3.7ポイント上昇し68.6％となった。正味事業費率はシステム関連費用の増加などにより、前年同期から1.1ポイント上昇の26.1％となり、E.I.損害率と合わせた合算率は、前年同期から4.8ポイント上昇し94.7％となった。
■経常利益、四半期純利益
経常利益は、増収効果があったもののE.I.損害率や正味事業費率が上昇したことから、前年同期から20.3％減少し5,397百万円となった。四半期純利益は、前年同期から20.8％減少し3,828百万円となった。