損保協会、令和6年能登半島地震に係る地震保険の事故受付が約5万件に
損保協会は、1月15日(月)現在の「令和6年能登半島地震」に係る地震保険の事故受付件数について取りまとめ公表した。
■令和6年能登半島地震(発生日:2024年1月1日)県別内訳
【2024年1月15日(月)現在:日本損害保険協会会員会社・外国損害保険協会会員会社 等 合計】
都道府県 事故受付件数
新潟県 10,479件
富山県 13,953件
石川県 20,543件
福井県 1,381件
その他 3,683件
合 計 50,039件
(注)「事故受付件数」には、建物・家財の事故に関する調査の依頼のほか、地震保険の補償内容・お客様の契約内容に関する相談・問い合わせなども含まれる。
損保協会では、被災者に対し下記のとおり悪質な業者について注意を呼び掛けている。
◇震災後は、「保険金請求を代行する」・「保険金請求をサポートする」・「保険で直せる」などと言って勧誘する業者と保険契約者とのトラブルが増加する。また、保険会社を装った詐欺まがいの勧誘も見られる。例えば、保険会社の者と称し、電話で損害状況を聴取したうえで、「調査費用がかかるが、保険金が確実に支払われる」などといい、実際に訪問して調査費用を要求してくるようなケースがある。保険会社では、お客様に調査費用を請求することはない。