SOMPO福祉財団、社会福祉学術文献表彰事業、第25回「SOMPO福祉財団賞」受賞文献を決定
SOMPO福祉財団は、社会福祉に関する優れた学術文献を表彰する「SOMPO福祉財団賞」の受賞文献を決定した。また、財団賞には及ばないものの、優れた著作(佳作)であると評価された、特に若手の著者を対象とした「SOMPO福祉財団奨励賞」の受賞文献も決定した。なお、受賞者には2024年3月14日(木)に、損害保険ジャパン本社ビル(東京都新宿区)において贈呈式を開催する。
1.SOMPO福祉財団賞(賞状、記念品と研究・出版助成金100万円)
(1)受賞文献
著書名:『原子力災害からの複線型復興-被災者の生活支援への道』
著者:丹波史紀氏(立命館大学産業社会学部教授)
出版:株式会社明石書店2023年3月発行
(2)「SOMPO福祉財団賞」について
本賞は、日本における優れた社会福祉学術文献を表彰する制度である。
1999年に創設し、本年度で25回目となる。
同賞が、社会福祉学の学問的探求を目指す方の研究意欲の促進につながり、その研究成果が日本の社会福祉の発展に大きく寄与することを目的としている。
(3)受賞記念講演会について
2024年7月28日(日)には、グランドアーク半蔵門(東京都千代田区)において、受賞者による講演会の開催を予定している。
2.SOMPO福祉財団奨励賞(賞状、記念品と研究・出版助成金50万円)
著書名:『近代日本の仏教と福祉-公共性と社会倫理の視点から』
著者:井川裕覚氏(上智大学大学院実践宗教学研究科特別研究員)
出版:株式会社法蔵館2023年1月発行