SOMPOホールディングス、「資産形成に関する意識調査」を実施
SOMPOホールディングスは、「資産形成に関する意識調査」を行った。結果を公表するとともに、SOMPOグループが提供する資産形成の取組みについて案内する。
1.調査実施の背景
世界的なインフレの波が日本にも押し寄せ、モノやサービスの価格上昇が続いており、以前より多くのお金を支払わなければならなくなっている。また、今後、平均寿命がますます延びることが想定される現代では、自助努力での資産形成によって将来に備える必要がある。2024年1月には新NISAが始まり、貯蓄以外の資産形成への意識は一層高まると言える。一方で、いざ資産形成をしたいと思っても、何をすればよいか分からず、なかなか一歩を踏み出せないといった声もある。お客さまがいざという時や将来のために備えられる保険商品やサービスを開発するための実態把握を目的として、「資産形成に関する意識調査」を実施した。
2.調査結果のポイント
(1)円預貯金以外の資産形成をしていると回答した人は36.1%にとどまり、多くの人が円預貯金以外の資産形成をしていないことが分かった。
(2)値動きのある商品(株式、投資信託など)への投資意向についての質問に、値動きのある商品に投資したいと回答した人が約6割いる一方で、「分からない」と回答した人が26.7%と、投資商品への知識に不安な人が一定数いることが分かった。
(3)円預貯金以外の資産形成をしていない理由は、「よく分からないから」(50.3%)が最も多く、マネーリテラシーを学ぶ場が必要であることが分かった。
(4)新NISAが始まることを知っているかどうかについては、約7割の人が知っていると回答したものの、そのうち約半数は「知っているが、よく分かっていない」と回答し、新NISAについての理解が十分ではないことが分かった。
3.調査概要
(1)調査期間:2023年11月6日~11月13日
(2)調査方法:インターネット調査(無記名)
(3)調査対象地域:全国
(4)調査対象者:18歳以上の男女997人(内訳)男性:491人女性:506人