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日新火災、【業界初】小規模事業者向けインターネット完結型賠償責任保険を1月に発売

日新火災は、2024年1月に、インターネット上で保険料の算出や申込みが完結する小規模事業者向けの賠償責任保険「事業をおまもりする保険」を発売する。
本商品は、損害賠償リスクやカスタマーハラスメント(以下、「カスハラ」)などへの備えに加え、事業上の悩みを士業等の専門家に相談できるサービスや、損害賠償事故の発生時に示談交渉を日新火災が代行するサービスもセットし、お客さまの事業活動を幅広くサポートする商品である。
インターネット上で申込みが完結する事業者向けの賠償責任保険は、業界初となる(12月8日時点、同社調べ。なお、特定の団体向けの商品や、特定の代理店等のみを経由して販売する商品、少額短期保険業者の販売商品を除く)。
1.「事業をおまもりする保険」の特長
◎損害賠償リスクから事業をまもるだけでなく、顧客から受けた暴力や悪質なクレームなどからも店舗や従業員をまもる
店舗・オフィス等の施設の管理や業務の遂行、販売した商品や提供したサービス等に伴う損害賠償事故などを補償する。加えて、従業員が受けた暴力行為や悪質なクレーム、他人の行為による店舗や設備の損壊などについて、弁護士相談費用やクレーム対応費用などの各種費用も補償する。
◎士業等への事業相談サービスや、事故時の示談交渉サービスなどで、幅広く事業をサポート
事業上の悩みを、弁護士・税理士等の士業やFP(ファイナンシャルプランナー)といった専門家に相談できるサービスや、事故発生時の示談交渉を日新火災が代行するサービスをセットした。事業者の皆さまを幅広くサポートする。
◎申込み手続きがインターネット上で完結する、徹底的にシンプルでわかりやすい商品
インターネット上で、保険料の算出や申込みが完結する。また、決算書等による売上高の詳細確認を不要とし、業種(5区分より選択)と希望の補償プラン(3プラン)を選択するだけで保険料が決まるなど、手続きも商品内容もシンプルである。自動継続のため、更新手続きも不要である。
2.開発の背景
事業の運営においては、さまざまな不測の事態の発生により、誰もが損害賠償責任を負うリスクを抱えている。また、最近では、カスハラなども社会問題化し、専門家を交えた本格的な対策を講じる必要がある事案が増加している。
このようなリスクに備える保険として、損害保険会社より賠償責任保険が提供されている。しかしながら、中小企業における認知度は50%以下、加入率は15%以下にとどまり、本来このような事態が発生した際に影響の大きい中小企業に対し、未だこの保険を十分に届けられていない状況にある。この一因として、補償の多様化による商品内容の複雑さや、契約手続きにかかる事務負担の大きさなどが課題となっていたものと考えている。
そこで同社では中小企業、中でも小規模事業者に届けることを想定し、インターネット上で申込み手続きが完結する、シンプルでわかりやすい専用商品として同商品を開発した。事務的な負担を大幅に軽減しただけでなく、事業に合わせてニーズの高い補償やサービスを予めセットし、小規模事業者を幅広くサポートする商品となっている。
日新火災は、「事業をおまもりする保険」を通じ、多忙な小規模事業者にとって利便性の高い申込みプロセスを実現し、必要な補償・サービスを広く届けることで、お客さまの事業の発展・成長を守っていく。

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