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MS&ADホールディングス、第41回IT賞において「IT賞」「IT奨励賞」を受賞

MS&ADホールディングスとMS&ADシステムズ株式会社は、公益社団法人企業情報化協会(以下「IT協会」)が主催する2023年度(第41回)IT賞において、「IT賞」、「IT奨励賞」を受賞した。
同社グループは、サイバー等の新たなリスクやそれに伴うニーズに対応するとともに、リスクソリューションのプラットフォーマーとして、デジタル・データを活用した事業の変革と顧客体験価値の向上を図り、レジリエントでサステナブルな社会を支える企業グループを目指していく。
1.「IT賞/IT奨励賞」の概要
わが国の産業界ならびに行政機関などの業務において“ITを高度に活用したビジネス革新”に顕著な努力を払い成果を挙げたと認められる企業、団体、機関および個人を表彰する制度である。
1983年に創設され、41回目となる今回は計33件が受賞した。
2.受賞内容と理由
○IT賞(顧客・事業機能領域)
(1)受賞企業:MS&ADホールディングス、MS&ADシステムズ
(2)受賞テーマ:「グループデータ連携基盤」の開発~社会との共通価値の創造に向けたインフラの強化~
(3)取組内容:組織と機能をクロスする緻密な調整体制でプロジェクトを推進、仮想化プラットフォーム
Denodoの導入やViewを通じたデータの抽出・加工により、グループ各社のデータを安全かつスピーディーに共有する仕組みを早期に開発した。既存データソースを活用しながらも既存処理への影響を軽減する仕組みを構築し、グループユーザーの拡大・データ量増大に対応したデータアナリシスが可能となり、お客さまへ価値ある情報提供や事業高度化につながるIT・情報活用が、高く評価された。
※ニュースリリース(2023年4月25日)グループ横断でデータを共有する「グループデータ連携基盤」を開発
○IT奨励賞(マネジメント領域)
(1)受賞企業:MS&ADホールディングス、MS&ADシステムズ、NRIセキュアテクノロジーズ
(2)受賞テーマ:セキュリティ・バイ・デザインに基づくセキュリティ強化スキームの構築
(3)取組内容:「セキュリティ・バイ・デザイン」の発想を用いたセキュリティ要件を企画・提案段階で取り込み・評価するスキームが、セキュリティ対策強化に臨む企業に対して、上流工程からセキュリティ対策を実行する重要性の啓蒙につながっていることが、評価された。
※ニュースリリース(2023年5月10日)「セキュリティ・バイ・デザイン」に基づいたセキュリティ強化スキームを構築
○IT奨励賞(オープンイノベーション領域)
(1)受賞会社:MS&ADシステムズ
(2)受賞テーマ:スマートフォン完結型の変額年金保険「AHARA(アハラ)」の開発
(3)取組内容:スマホ完結型商品販売のカギとなる業務機能を実現するため、クラウドでのシステム開発にあたり、最適なソリューションを実装、高品質なシステムを短期間でリリースした。
また、スマホ完結型の商品・サービスが今後も期待されることが、評価された。
※ニュースリリース(2023年5月29日)スマートフォン完結型の変額年金保険『AHARA(アハラ)』を発売

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