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SOMPOホールディングス、2024年3月期第2四半期決算発表

SOMPOホールディングスは、2024年3月期第2四半期決算を発表した。
【2023年度中間決算】
●ビッグモーター社による不正事案への対応
・ビッグモーター社による不正事案に関する社外調査委員会の最終報告書(年内めどに受領予定)の内容も踏まえて抜本的に対応
・その上で、損保ジャパンの持続的成長に資する変革をSOMPOグループ一体となって検討・実行
●次期中計のコンセプト
・次期中計は「レジリエンス」、「コネクション」をキーワードとし、3つの柱を軸にお客さまのニーズに応え続けられるユニークな事業展開を追求
・ROEおよび利益安定性を一段階向上させるほか、ウェルビーイングへのチャレンジにより持続的成長を果たす
●2023年度中間期業績と通期予想の概要
・中間期の修正連結利益は、海外保険の資産運用利益の増加、コロナ影響の剥落を主因に、+823億円増益の1,332億円
・2023年度下期は国内損保や海外保険の利益積み上げが見込まれ、通期の修正連結利益予想は2,800億円で据え置き
●連結の業績変動要因
・2023年度中間期の修正連結利益は、国内損保の発生保険金減少、海外保険の運用益増を主因に+823億円増益の1,332億円
・2023年度通期の修正連結利益は、海外保険の増益などを主因に過去最高益となる2,800億円の期初予想を据え置く
●国内損保事業(損保ジャパン)の業績変動要因
・自然災害やコロナ影響、大口事故などの一過性要因が剥落し、2023年度中間期の修正利益は対前年+371億円の280億円
・一方、自動車保険の収支悪化を主因に、2023年度通期の修正利益は580億円に修正
●海外保険事業の業績変動要因
・債券利息収入の増加を主因とする資産運用損益がけん引し、2023年度中間期の修正利益は+307億円増益の818億円
・2023年度第3四半期の修正利益速報は1,287億円と順調な進捗、通期の修正利益は期初予想比+180億円の1,680億円を見込む
●国内生保事業(ひまわり生命)の業績変動要因
・2023年度中間期の修正利益は、前年度のコロナ影響剥落を主因に+146億円増益の201億円と順調
・2023年度通期の修正利益は、+221億円増益の400億円を見込む(期初予想から変更なし)
●介護・シニア事業の業績変動要因
・2023年度中間期の修正利益は、NDソフトウェア社統合効果等により、+5億円増益の33億円
・計画に対し順調に推移しており、2023年度通期の修正利益の今回予想は70億円で据え置き

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