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ジェイアイ傷害火災、「エイブルの月額補償プラン」販売開始

ジェイアイ傷害火災は、不動産賃貸住宅賃借人向け火災保険「リビングサポート保険」(以下、火災保険)の月払総括契約※システム「hey@hoへやほ」(以下、へやほシステム)に新たな機能を追加し、株式会社エイブル(以下エイブル社)の賃貸管理システムとAPI連携した新たな火災保険手続きスキームを構築した。これを受け、エイブル社では2023年11月よりエイブル社管理物件を対象に「エイブルの月額補償プラン」の販売を開始した。
※ 総括契約とは賃貸住宅の管理会社が保険契約者となり同社と保険契約を締結し、管理物件の入居者を包括的に被保険者とする契約方式となる。
1.背景
不動産賃貸住宅の賃貸借契約時に保険募集を行う火災保険においては、従来型の保険申込書を使った申込手続きの煩雑さにより、賃借人には不便、保険代理店には事務負荷をかけていた。また、保険期間が1年間または2年間のケースが一般的であり、保険契約の満期時の手続き漏れにより無保険状態となった場合に、賃借人が重大な不利益を被るリスクや不動産賃貸住宅オーナーの経済的負担が発生するリスクがあった。
2022年5月の改正宅地建物取引業法の施行により、不動産取引の電子化が今後加速することが見込まれ、賃貸借契約に関わる各手続きのペーパレス化は不動産賃貸業界の業界課題となりつつある。
こうした状況を踏まえ、同社はエイブル社と連携し、賃借人の利便性向上とリスクの軽減および保険代理店としての事務負荷の軽減を実現するとともに、不動産賃貸住宅オーナーのリスクマネジメントに寄与する新たな火災保険手続きを可能とするへやほシステムの大幅アップデートを行った。
2.「エイブルの月額補償プラン」の概要
(1)不動産賃貸住宅入居手続きの中で、エイブル社の賃貸管理システムから物件情報および賃借人情報をへやほシステムにAPI連携する。物件情報および賃借人情報を連携することで賃借人による保険加入手続き時の申込書記入等の手間を削減する。また、月払の保険料を採用することで賃借人の初期費用の軽減に寄与する。
(2)へやほシステムから賃借人にSMSにより火災保険の加入手続き用Webページを案内し、賃借人は自身のスマートフォンによりペーパレスでの加入手続きを行う。加入手続きをWeb上で行うことで、エイブル社がこれまで保険代理店として実施していた申込書に付随する事務手続き、商品説明および重要事項説明・意向確認といった保険代理店業務の大幅な効率化を実現する。
なお、スマートフォンを持っていない賃借人に対応するために、IVR(自動音声応答)による加入手続きをへやほシステムの新たな機能として追加することで、賃借人の火災保険加入手続きの更なるペーパレス化を実現した。このIVRについては、株式会社アクリートのサービスを採用し、IVRを活用した保険手続きの意思確認方法に関して、同社はアクリート社と特許を共同取得している。
(3)加入手続きが完了した火災保険の加入情報はへやほシステムから、エイブル社の賃貸管理システムにAPI連携することで賃借人の保険加入情報の即時把握が可能になるとともに、保険加入データを基にエイブル社の家賃収納システムへ連携することで、毎月の家賃と合算して、管理会社であるエイブル社が保険料相当額を賃借人から領収する。
このスキームにより、火災保険の補償期間を賃借人の賃貸借期間に合致させることが可能となり、火災保険の無保険状態の回避、および退去時の火災保険の解約手続き漏れによるトラブルを解消するとともに、保険代理店の事務負荷の大幅削減を実現した。

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