損保ジャパン、LGBT取組評価「PRIDE指標」における評価「ゴールド」を5年連続受賞
損保ジャパンは、このほど、性的マイノリティ(以下、「LGBT」)に関するダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援する任意団体workwithPrideより、企業のLGBTに関する取組みにおいて、「ゴールド」を5年連続で受賞した。
1.「PRIDE指標」で「ゴールド」評価を5年連続受賞
この評価は、
1.Policy(行動宣言)
2.Representation(当事者コミュニティ)
3.Inspiration(啓発活動)
4.Development(人事制度・プログラム)
5.Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)
の5つの評価指標で採点するものである。損保ジャパンは、5項目すべてを満たし「ゴールド」を受賞した。
2.LGBTの社員が働きやすく働きがいのある環境・風土構築に向けた取組み
同社では、社員間ネットワークの構築を主な目的とした従業員リソースグループ(ERG)サークル「LGBT-ALLYコミュニティ」を設立し、情報共有や意見交換、社内交流会の開催、社外イベントへの参加をするなど、メンバーと一丸となって、LGBTの方を含めた誰もが働きやすく働きがいのある環境・風土構築を目指している。また、本社ビル・研修施設に「誰でもトイレ」、本社診療所に「誰でも更衣室」を設置するなどの環境整備や全社員を対象とした勉強会の開催、eラーニングの実施、全職場への教材・ワークブックの提供などの社員教育を行うなど継続的に取組みを進めてきた。
また、2020年度より「LGBTFinance」に加盟し、日本最大級のLGBTの祭典「東京レインボープライド」に協賛している。2022年からは、ERGサークル「LGBT-Allyコミュニティ」の発案により、「名古屋レインボープライド」への協賛を継続しており、多数の社員とその家族が参加している。
3.社外への啓発活動
秋田県における人権研修では、2022年に秋田県内の自治体職員向け、2023年に県民向けと、2年連続で同社の社員が講師を務めた。2022年には横浜市で開催された異業種交流会でのLGBT研修、2023年には横浜市が実施された企業向け人権研修にて、同社社員が講師を務めた。その他、自治体・代理店向けに、研修先のニーズに合わせて構成した研修を行っている。
4.今後について
同社では、多様な人材がいきいきと働き、一人ひとりが能力を最大限に発揮できる企業を目指しダイバーシティ&インクルージョンを加速させることで、「安心・安全・健康のテーマパーク」の実現を目指すSOMPOグループの中核会社として、世の中の変化を的確にとらえ、創造性を発揮し、お客さまに今まで以上に新たな価値を提供し、社会に貢献し続けていく。