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三井住友海上、『F-ドラ』の新サービス「アルチェキプラン」の提供開始

三井住友海上は、フリート契約向けドライブレコーダー・テレマティクスサービス『F-ドラ』に、新たな有償オプションである「アルチェキプラン」を追加し、12月から提供開始する。
本プランは、専用アプリを通して、市販のアルコール検知器の検知結果を読み込み、『F-ドラ』専用ドライブレコーダーで取得した走行データとともに日報に自動で連携する。株式会社AIoTクラウド(代表取締役社長:松本融)のアルコールチェック管理サービス『スリーゼロ※1』を活用し、両社で共同開発した。
同社とAIoTクラウドは、本プランの提供を通じて、企業のアルコールチェック管理体制の構築を支援していくとともに、飲酒運転の撲滅・事故のない快適なモビリティ社会の実現に貢献していく。
1.「アルチェキプラン」の概要
(1)利用条件
①利用開始月:2023年12月
②利用対象:『F-ドラ』の契約者(「アルチェキプラン」単独での加入は出来ない。)
③利用料:アプリ利用者数1人につき、月額450円(税別)
(2)特長
①専用アプリを通して、市販のアルコール検知器※2の検知結果を読み込み、『F-ドラ』の走行データとともに日報に自動で連携する。
②企業管理者はアルコール検知結果と走行データの一括管理が可能となる。また、検知時の顔画像も連携されるため、アルコールチェックの精度向上につながる。
※1:アルコールチェック管理サービス『スリーゼロ』
※2:61社・108機種が対象(2023年8月末現在)
2.開発の背景
2023年12月1日より改正道路交通法が施行され、白ナンバー事業者のアルコール検知器によるアルコールチェックの義務化が開始される。義務化に伴い、企業管理者は運転者によるアルコール検知器を使用したアルコールチェックの確実な遂行および正確な管理が求められる。
そこで、同社は運転者・管理者双方の負担を軽減し、アルコールチェック結果を簡単に報告・管理できる体制構築を支援するため、「アルチェキプラン」を開発した。
<参考>
■『F-ドラ』の主な機能
『F-ドラ』は専用ドライブレコーダーで、企業・従業員の「事故・緊急時」「事故防止取組」「運行管理」の3つをサポートする三井住友海上のフリート契約者向け有償サービスである。
*基本プランの1か月あたりのサービス料
スタンダードプラン:1,500円(税別)/1台、シンプルプラン:1,300円(税別)/1台

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