新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

三井ダイレクト損保、「強くてやさしい」企業宣言後の取り組み状況を公表

三井ダイレクト損保ではこのほど、「強くてやさしい」企業になることを宣言してから1年が経過したのを機に、宣言以降の取り組み状況を公表した。宣言とともにリリースしたネット損保初・レスキュードラレコの提供件数は1万件を突破し好評を得ている。同社ではステークホルダーに「強くてやさしい」企業を体験できるよう、引き続き取り組みを進める。
■1.「強くてやさしいクルマの保険」の発売開始
「強くてやさしい」を具現化する取り組みとして、「強くてやさしいクルマの保険」と「強くてやさしいバイクの保険」(以下、あわせて「つよやさ」)の販売を2023年1月1日以降始期契約から開始している。
「つよやさ」の3つの特長である「レスキュードラレコ」、「あなたのコンシェルジュ」、「信頼の事故対応」の取り組み状況は次のとおり。
(1)「レスキュードラレコ」(ネット損保初)
ドライブレコーダーによる事故発生の通知等に関する特約をセットした場合に、通信型ドライブレコーダーを貸与し、事故等で衝撃を検知すると安否確認デスクに自動でつながる事故緊急自動通報サービス等を提供するサービスの総称。ネット損保初(注1)となる「レスキュードラレコ」の対象契約は、2023年5月に5,000件を超え、その後も順調に契約が伸び、9月に10,000件を突破し、好評である。
(2)「あなたのコンシェルジュ」(損保会社初)
コミュニケーションのプロが納得の保険選びを提案し、自動車保険の「わからない」や「知りたい」をサポートする「あなたのコンシェルジュ」をスタートした。運営する「お客さまセンター」では、高級ホテルやフライトアテンダントのプロフェッショナルなお客さま対応の習得を行う等の取り組みを継続して行い、98.9%のお客さまが満足(注2)している。
また、HDI-Japanの「五つ星認証プログラム」において、「問合せ窓口」「Webサポート」の2部門で2022年「五つ星認証」を取得(5年連続)し、新たに開始された個人対象の格付調査においても、同社のコンシェルジュ19名が最高評価の「個人三つ星」を獲得している。
さらに、これまで以上にお客さまに寄り添った質の高いおもてなしを提供するため、実際にお客さまと接する同社コンシェルジュの意見を多く取り入れた次世代基幹システム「Trusty」(注3)第一弾を2022年10月に導入している。
(3)お客さまに寄り添う信頼の事故対応
同社の事故対応は94.9%のお客さまが満足(注4)している。
万一の事故の際に解決までサポートする「わたしの解決サポーター」等、お客さまに寄り添う、信頼の事故対応(年中無休「24時間365日の事故受付」)を引き続き強化していく。
■2.MS&ADインシュアランスグループにおける先進的取り組みのパイロット
(1)お客さま体験価値(CX:カスタマーエクスペリエンス)向上に向けた取り組み
同社はお客さま体験価値を向上させることを目的とした新マーケティングシステムの開発を進めている。
MS&ADインシュアランスグループの唯一のネット損保として、上記のシステムを活用することにより、Webサイトやメール、お客さまセンター等への接点の情報やお客さま一人ひとりの属性に応じた最適な提案やサービスの提供に努めていく。
(2)次世代基幹システム「Trusty」のさらなる拡充
お客さまセンターが利用するシステムに続き、お客さまがWeb見積りや申込み手続きを行うシステムのリニューアルを進めている。大切なお客さまの契約を確実に管理する仕組みを維持しつつ、お客さまに操作する画面等をよりわかりやすく刷新することで、利便性の向上に努めていく。
3.地域社会等への貢献活動
同社は地域社会への貢献として、オフィス近隣の学校との交流(職場見学や職業体験等)や、GreenLight-UpProjectへの参画(臓器移植医療への理解が広がることを願って、グリーンリボンデーの10月16日を中心に、建物等を移植医療のシンボルカラーであるグリーンにライトアップする取り組み)等の取り組みを進めている。
4.社員一人ひとりのエンゲージメント向上に向けた取り組み
社員の家族を職場に招待する「おしごと参観日」や月1回の社員交流会(MD Happy Hour)の開催、社員が同僚に感謝の気持ちを伝える「サンクスメッセージ」の発信等、社員相互の理解を深めコミュニケーションを活性化させる取り組みを行っている。さらに、より働きやすい職場環境の整備に向けて、ドレスコードフリーの導入や現場意見に基づく職場の休憩スペースの充実等も行っている。
また、同社では、社員一人ひとりが主体的にいきいきと働き、活躍し続けられる職場環境を整えるため、年2回のエンゲージメントサーベイを実施し、エンゲージメントの状況を把握し、高めていくための改善を継続的に行っている。
(注1)2023年1月発売時点、同社調べ
(注2)契約者、変更手続きを行った顧客を対象に同社が実施したアンケート(集計期間:2022年4月~2023年3月、回答数:2,654件。回答方法:郵送およびSMS)
(注3)同社では「強くてやさしい」企業として取り組む基盤を強化するため、基幹システムを次世代基幹システム 「Trusty」に全面刷新するプロジェクトを進めている。
(注4)保険金を支払った顧客を対象に同社が実施したアンケート(集計期間:2022年4月~2023年3月、回答数:7,974件。回答方法:郵送およびMyホームページ)

関連記事(保険業界ニュース)

生保

住友生命、株式会社商船三井向けトランジション・リンク・ローンへ参加

生保

エヌエヌ生命、「マルチステークホルダー方針」を公表

生保

かんぽ生命、国内公募劣後特約付無担保社債の発行に係る条件決定

生保

日本生命、シンガポール子会社がインド子会社を設立

生保

日本生命、米ドル建劣後特約付社債を発行

生保

第一生命ホールディングス、米国子会社プロテクティブ社によるShelterPoint社を買収

損保

アニコム損保、有限会社ワンラブと代理店委託契約解除が成立

損保

三井ダイレクト損保、本社ビル女性トイレに「OiTr(オイテル)」を導入

生保

アフラック生命子会社「SUDACHI少額短期保険株式会社」、「アフラック少額短期保険株式会社」へ社名変更

生保

住友生命、シンガポール駐在員事務所を設立

関連商品