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東京海上日動、世界銀行グループ・国際金融公社の包括的な信用保険プログラムに参画

東京海上日動は、世界銀行グループの国際金融公社(International Finance Corporation、以下「IFC」)が開発途上国における社会課題解決を目的として、同地域所在の民間金融機関に対して行う融資等を促進するため、IFCを契約者とする包括的な信用保険プログラム「The Managed Co-Lending Portfolio Program Financial Institution Group III(以下「MCPPFIG III」)に英米独大手保険会社13社と共同して参画した。
1.背景・目的
世界には貧困、ジェンダーの不平等、気候変動など様々な社会課題があり、開発途上国の多くでは、それらの解決に向けた金融支援が必要とされている。世界銀行グループのIFCは、持続可能な開発目標(SDGs)やパリ協定といった主要な国際公約に沿った開発目標を掲げ、資金、専門的な知見、政策および技術支援を通じて、支援対象各国の社会課題の解決に向けて取り組んでいる。
同社は今般、IFCによる本取り組みを支援していくため、IFCが開発途上国の民間金融機関に対して実施する融資等※1のうち、一定の基準を満たすものに信用保険※2を提供するプログラム、「MCPPFIG III」に参画した。IFCによる民間金融機関への融資は、開発途上国における、女性経営者を含む中小企業の支援、再生可能エネルギーの普及推進、および、低所得者層への住宅供給支援等に活用される。
なお、MCPPFIG IIIには、英米独大手保険会社12社および米国HCCInsuranceHoldings,Inc社(TokioMarineHCC社、以下「TMHCC」)が共同参画しており、同社はアジアに本社を置く唯一の参画保険会社となる。
※1 融資契約の他、一部金融機関が発行する金融債をIFCが引き受けることによる資金供与を含む
※2 融資契約等における債務者の支払不能リスクを補償する保険
2.MCPPFIG IIIの概要
⚫MCPPFIG IIIは、IFCが開発途上国に所在する民間金融機関に対して行う70億米ドル以上の中長期の融資等のうち、IFCと保険会社が予め合意した基準を満たすものを対象として、包括的に信用リスクを引き受ける保険プログラムとなる。
⚫MCPPFIG IIIには、同社とTMHCCをはじめとする14社の共同参画保険会社により、合計で35億米ドル分の融資等に対して共同して保険を引き受ける。
⚫IFCはMCPPFIG IIIを通じて、融資の際の信用リスクを軽減できることから、開発途上国所在の民間金融機関に対し、より多くの資金を提供することが可能となる。
3.今後について
東京海上日動はMCPPFIG IIIへの参画を通じて、開発途上国におけるジェンダー平等や気候変動、貧困等の社会課題の解決の促進に貢献していく。
(参考)国際金融公社の概要
・名称:国際金融公社(International Finance Corporation)
・本部所在地:2121 Pennsylvania Avenue,N.W.,Washington,D.C.20433,United States of America
・長官:Makhtar Diop
・主な事業内容:
国際金融公社は、開発途上国の民間部門を対象にした世界最大のグローバルな開発機関である。IFCは、開発途上国が持続可能な成長を達成できるように支援する。
そのために、民間部門の投資に融資し、国際金融市場で資本を動員し、企業や政府に諮問サービスを提供する。IFCの加盟国は184カ国で、市場投資家の役割を補完することができる場合に限って投資に参加する。また、触媒としての役割も果たし、開発課題に対して革新的な解決を導入できるように支援し、開発政策に影響を与え、環境・社会的基準を引き上げ、挑戦的な市場に対する投資は利益をもたらすことを実証し、人々の生活を改善する。
出典:国際連合広報センター
・設立年:1956年

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