SBI損保、「サイバーセキュリティ保険」提供開始
SBI損保は、SBIグループ企業である株式会社ブロードバンドセキュリティ(以下「BBSec」)が9月1日から提供を開始するサイバーセキュリティパッケージ「サイバープロテクション(CP)」において、「サイバーセキュリティ保険」の提供を開始する。
ランサムウェア、Emotet、トロイの木馬などの不正プログラムをはじめとするサイバー攻撃による企業の被害は増加の一途をたどり、国内企業の約7社に1社がサイバー攻撃を経験しているといわれる。サイバー攻撃は、企業にとって、「金銭の損失」「顧客の喪失」「事業の停止」「従業員への影響」といった多方面に不利益を生じさせる脅威となっている。特に中小企業は、人材や予算の制約からセキュリティ対策が比較的手薄なことも多く、サプライチェーンを構成する中小企業がサイバー攻撃の足掛かりになることで、被害が取引先へ広範囲に波及することもある。
このたびBBSecが提供を開始するCPは、中小企業・団体向けにサイバーセキュリティの基本サービスをパッケージ化したものである。SBI損保は、CP内のエンベデッドインシュアランス(組込型保険)として「サイバーセキュリティ保険」を提供し、中小企業の皆さまをサイバー攻撃による被害の脅威から守る。
サイバーセキュリティ保険は、サイバー攻撃や情報漏えいへの備えとして、お客さまが万一サイバー攻撃による被害にあわれた場合、駆付け時の費用や緊急対応支援を行った際の費用など突発的に発生する各種コストを補償する。
今後もSBI損保は、保険会社として企業の安心かつ安全な活動を支援するため、BBSecと共に双方の強みを生かしたさらなるグループシナジーを追求すると同時に、サイバーセキュリティ保険をはじめとする法人向け保険の提供に注力していく。