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MS&ADホールディングス、「MS&ADグリーンアースプロジェクト」第三弾、 千葉県北部・印旛沼流域での谷津保全による水循環健全化の取組みを開始

MS&ADホールディングスは、グループ社員による環境取組「MS&ADグリーンアースプロジェクト」を通じて、自然 環境の保全・再生等により社会課題を解決する「グリーンレジリエンス」を推進している。
本プロジェクトでは、全国で従来から取り組んできた活動に加えて、新たに東北地方や九州地方において、自然環境の保全・再生のための活動を行っている。第三弾として、千葉県北部にまたがる印旛沼 流域で湿地や草原、竹林の保全および整備等を開始した。谷津(※)が持つ雨水浸透・貯水機能の維持・向上を図り、水循環の改善と生物多様性の向上を目指す。
MS&ADインシュアランス グループは、中期経営計画において「地球環境との共生(Planetary Health)」を重点課題の一つに掲げ、気候変動への対応、生物多様性を含む自然資本の持続可能性向上に取り組んでいる。今後も、さまざまなステークホルダーと協働し、自然が持つ多面的な機能を活かしたレジリエントでサステナブルな社会の実現に貢献していく。
※丘陵地が長い時間をかけて浸食されてできた谷状の湿地
1.印旛沼流域における水循環改善取組みの概要
・ 印旛沼領域の谷田・武西地区(白井市・印西市)の市有地で活動する。
・ 谷田・武西地区で2010年から環境保全に取り組むNPO法人 谷田武西の原っぱと森の会、印旛沼流域全体の自然を賢く活かした豊かな地域づくりに取り組む任意団体 里山グリーンインフラネットワークの有志の方々と協働する。また、活動内容のアドバイスや成果の測定等については専門家(国立環境研究所:西廣淳氏 他)に支援をお願いした。
・ 草原・竹林の整備に加えて、伐採した竹でバイオ炭づくりにも取り組みます。バイオ炭として地中に埋めることで、炭素を土壌に閉じ込め、大気中への二酸化炭素の放出を削減する効果があり、地球 温暖化対策にも役立つ。
2.背景と目的
千葉県北部の地形の大部分は、約12万年前の海底が隆起してできた台地と、縄文時代の海底だった 低地から構成されており、台地の縁には「谷津」と呼ばれる小さな谷が散在している。
谷津が放置されると、草地に樹木が侵入して樹林化が進み、谷津の持つ雨水浸透・貯留機能や生物多様性が失われていく。その結果、河川への水の流出が増えると、洪水のリスクが高まり、人びとの暮らしにも影響を与えます。
同社は、印旛沼流域の住民の皆さんの安心・安全な暮らしを支え、地域の課題解決に貢献すべく、本取組みの開始を決定した。

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