損保協会、2022年度損保代理店統計を公表

損保協会は7月31日、日本に損保代理店を有する国内損保会社31社および外国損保会社10社の2022年度末における損保代理店実在数、損保募集従事者数等を取りまとめ公表した。代理店実在数は前年度末比2.7％減の15万6,152店、募集従事者数は同7.9％減の184万5,354人となっている。主な結果は次のとおり。
●代理店実在数：156,152店
前年度末（160,463店）から4,311店減（△2.7％）
●募集従事者数：1,845,354人
前年度末（2,003,511人）から158,157人減（△7.9％）
●募集形態別元受正味保険料の構成比
・代理店扱：90.5％
・直扱（通信販売など）：8.6％
・保険仲立人（保険ブローカー）扱：0.9％
●専業・副業別、法人・個人別、専属・乗合別代理店数の構成比
・専業代理店：17.8％（27,773店）、副業代理店：82.2％（128,379店）
・法人代理店：59.5％（92,972店）、個人代理店：40.5％（63,180店）
・専属代理店：76.7％（119,712店）、乗合代理店：23.3％（36,440店）
●主な保険募集チャネル別代理店数の構成比
・自動車関連業（自動車販売店、自動車整備工場）の代理店：54.8％
・保険商品の販売を専門に行う専業代理店：17.8％
・不動産業（賃貸住宅取扱会社、住宅販売会社）の代理店：9.4％
●都道府県別の代理店実在数
・全都道府県で減少
・全国で代理店実在数が一番多いのは東京都（16,722店）、前年度から794店減（△4.5％）
●新設・廃止の代理店数の推移
・新設代理店数：6,423店、前年度（7,127店）から704店減（△9.9％）
・廃止代理店数：10,734店、前年度（11,849店）から1,115店減（△9.4％）
●本集計の対象保険会社
・国内損害保険会社（31社）
あいおいニッセイ同和損保、アイペット損保、アクサダイレクト、アニコム損保、アメリカンホーム、アリアンツ火災、イーデザイン損保、ＡＩＧ損保、ａｕ損保、エイチ・エス損保、ＳＢＩ損保、カーディフ、キャピタル損保、共栄火災、さくら損保、ジェイアイ、セコム損保、セゾン自動車火災、全管協れいわ損保、ソニー損保、損保ジャパン、大同火災、チャブ保険、東京海上日動、日新火災、ペット＆ファミリー損保、三井住友海上、三井ダイレクト損保、明治安田損保、楽天損保、レスキュー損保
・外国損害保険会社（10社）
アトラディウス、ＨＤＩグローバル、現代海上、コファス、ニューインディア、スイス損保、スター、チューリッヒ、ユーラーヘルメス、ロイズ