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共栄火災、2023年3月期決算を発表

共栄火災は、2023年3月期決算を発表した。
元受正味保険料は、火災保険や新種保険(賠償責任保険等)、海上保険(貨物保険等)の増収により、対前年同期比で46億円増収の1,930億円、正味収入保険料は、対前年同期比27億円増収の1,728億円となった。
正味支払保険金(含む損害調査費)は、自然災害の支払増加やコロナ禍からの回復に伴う自動車保険の支払増加等により、対前年同期比96億円増加の1,063億円となった。
この結果、正味収入保険料から正味支払保険金、正味事業費を除いた収支残は、対前年同期比88億円減少の2億円となった。
保険引受損益は、自然災害の影響や自動車保険等の保険金・支払備金の増加等により、対前年同期比92億円減少の△49億円となった。
資産運用損益は、利息及び配当金収入の減少等により、対前年同期比で4億円減少の59億円となった。
以上の結果、最終の当期純損益は、対前年同期比で62億円減益の6億円となった。
◆主要業績・諸指標等
・元受正味保険料は、火災保険や新種保険(賠償責任保険等)、海上保険(貨物保険等)の増収により、1,930億円(対前年同期比+46億円)、正味収入保険料は、1,728億円(対前年同期比+27億円)となった。
・正味支払保険金(含む損害調査費)は、自然災害の支払増加やコロナ禍からの回復に伴う自動車保険の支払増加等により、1,063億円(対前年同期比+96億円)となり、正味損害率は、61.5%(対前年同期比4.7%ポイント上昇)となった。
・正味事業費は、システム関連費の増加や増収に伴う代理店手数料の増加等により、662億円(対前年同期比+18億円)となり、正味事業費率(事業費の正味収入保険料に対する割合)は38.3%(対前年同期比0.5%ポイント上昇)となった。
・コンバインド・レシオ(正味損害率と正味事業費率の合計)は、99.9%(対前年同期比5.2%ポイント上昇)となった。
・保険引受損益は、自然災害の影響や自動車保険等の保険金・支払備金の増加等により、△49億円(対前
年同期比△92億円)となった。
◆損益状況
・資産運用損益は、利息及び配当金収入の減少等により、59億円(対前年同期比△4億円)となった。
・以上の結果、経常損益は、10億円(対前年同期比△94億円)となった。
・経常損益に特別損益及び法人税等を加減した当期純損益は6億円となった。(対前年同期比△62億円)
◆ソルベンシー・マージン比率
・ソルベンシー・マージン比率は、異常危険準備金の減少や巨大災害リスクの増加等により、1,118.6%
(対前年度末比61.0%ポイント減少)となった。

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