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三井住友海上、少額短期保険業参入に向け準備会社を設立

三井住友海上は、少額短期保険業に参入することを目的として、少額短期保険会社(以下、「新会社」)新設に向けた準備会社を設立した。
今後は、関係当局の登録・認可等を前提に2024年度中の営業開始に向けて準備を進めていく。
1.背景
デジタル技術の進展や社会環境の急速な変化によって、オンライン取引は拡大を続けており、お客さまは幅広い選択肢の中から、最適な商品・サービスを選択できるようになった。その結果、従来のマーケットに加えて多様化・細分化された小規模のマーケットが数多く誕生している。
こうした環境変化に伴って多様化するリスクや、現時点では顕在化していない新たなリスクに対応する保険商品・サービスを提供するために、新会社の設立に向けた準備会社を設立した。
新会社では、デジタルを介してお客さまと取引を行う事業者等とアライアンスを組み、新たに顕在化したリスクや市場のニーズを素早く捉え、魅力的な商品・サービスをタイムリーに提供していく。
同社は、新会社の設立を通じて、社会の変化に伴う様々な課題に対するリスクソリューションを開発・提供することで、活力ある社会の発展に貢献していく。
2.準備会社概要
商号 MSK少額短期設立準備株式会社
設立日 2023年4月18日
所在地 東京都千代田区神田駿河台三丁目9番地
資本金等 300百万円(資本準備金を含む)
株主構成 三井住友海上火災保険株式会社 100%

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