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損保ジャパン、EVフォークリフトの普及促進による持続可能な社会実現への取組み

損保ジャパンと中国・比亜迪(BYD※1)製フォークリフトの販売・整備などを行うBYD FORKLIFT JAPAN株式会社(以下「BYD FORKLIFT JAPAN※2」)はEVフォークリフト普及に向けた取組みを実施することに合意した。
この取組みを通してEVフォークリフトの更なる普及を後押しすることで、国内におけるカーボンニュートラルの実現に貢献していく。
※1 BYDは、世界で初めてリン酸鉄(LFP)リチウムイオン電池搭載のフォークリフトの量産化を実現し、これまでに物流倉庫業界や製紙業界、食品業界、機械・製造業界など世界約30ヵ国の1,000以上の事業者に、長時間稼働、短時間充電が可能なフォークリフトを導入している。
※2 BYD FORKLIFT JAPANは、2020年7月に設立したBYD日本法人ビーワイディージャパン株式会社のグループ会社である。
1.背景
昨今の世界的な脱炭素化社会に向けた潮流の中で、国内においても2020年10月に、2050年までにカーボンニュートラルの実現を目指すことが宣言された。
日本政府が掲げる「2050年カーボンニュートラルの実現」に向け、自動車業界のEV化が急速に進む中、CO2排出削減に貢献するフォークリフトの電動化も加速している。
また、静音性の高さ・排ガスが出ないなど、物流施設などにおける職場環境の改善に寄与できることからも小型の電動フォークリフトの普及が進んでおり、フォークリフト市場シェアにおいて大きな割合を占める存在になってきている。
2.取組みの概要
今般、EVフォークリフトのさらなる普及を後押しするために、BYD FORKLIFT JAPANが販売するEVフォークリフトの購入者に対して、安心して利用できる体制を構築する。
BYD FORKLIFT JAPANは、購入者に対して「あらかじめ定められた事象※3」が発生した場合に無償で部品の交換・修理を行う従来の保証制度を改め、長期間におよぶ新たな保証を提供していく。
損保ジャパンは、BYD FORKLIFT JAPANに対して部品の交換・修理に関わる費用を補償する保険を提供し、業界初※4となる新たな制度導入により、安定的な運営を支援する。また、購入者の希望に応じてグループ会社のSOMPOリスクマネジメント株式会社の「AIフォークリフト運転診断サービス※5」を提供する事で、フォークリフトドライバーの運転の安全向上・事故の防止に貢献する。
また、上記の取組を通じて、我が国におけるカーボンニュートラルの実現に貢献していく。
※3 タイヤやブレーキ等の消耗品の消耗による故障等を除いた、BYD FORKLIFT JAPANが販売したフォークリフトの部品に材料または製造上の欠陥が現れ部品交換もしくは修理が必要と認められる場合など。
※4 損保ジャパン調べ
※5 専用のフォークリフト用ドライブレコーダーを装着して、取得した映像をAIで解析・危険挙動データ分析し、診断結果として提供。フォークリフトドライバーの安全運転の向上を図ることで、フォークリフトの運転による事故の未然防止を図り、ドライバーや作業員の労働災害・取扱貨物事故の防止するサービス。

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